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再び、B'zにはまってみる(結成35周年おめでとうございます)

新しい企画を考えていて、一切ものを書かなくなる一方、「何かを始めるときは情報収集」とあちらこちらに行っておりまして。

その一環で8月、9月とB'zのライブに行ってきました。

高校生のときから好きでライブに行っていたのですが、貧乏学生になってチケットを買うどころではなく、いわゆるモラトリアムという感じで何に集中したらいいのか分からなくなっているときでもありました。

そのまま、社会人になって、結婚して子育てが始まって、起業して、目の前のことに集中すること25年。曲を耳にすれば相変わらず大好きだけれど、申し訳なくてファンとは公言できない様子でした。

それが、最近とある取材でB'zのヘビーファンの方と話して、「5年に1回のPleasure(ライブの名前)は、今年が最後かも…」と聞きまして。

あくまで年齢的に「最後、かも」という話なのですが、35周年ということもあって、ライブに行っておこう!という気になり、味の素スタジアムのチケットを取りました。

その直後にコロナに感染して参戦できるか危ぶまれたものの、自己隔離期間がギリギリで終わり、病み上がりながら味スタへ。何を食べても味とにおいがしないのでかき氷をかき込み、ライブに臨みました。

するともう、ここ最近にない刺激で、曲も思い出深い『恋心』とか(決まった振りがあるので予習した)、どこにいても気合いが入ってしまう『ultra soul』とか(飛び上がって「ハイ!」をやった)で大盛り上がり。

『兵、走る』は家族で観戦するラグビー日本代表のテーマソングなので、ラグビーとリンクしてまた興奮して、光と火と花火の演出で感覚としても刺激的で、もう、

私、生きてるーー!

と実感しました。

9月は、熊本に帰省するのに合わせて、かつて一緒にライブに行った友達、弟と福岡PayPayドームへ2度目の参戦。

実家の近くに高速バスの停留所があるのですが、そこからPayPayドームまで、なんと直行できる「B'zバス(車内でそう言っていた)」が出ていて、停留所でB'zファン、ファンでない人とも「B'zですか?」などと言われて交流し、ラクラクライブ会場へ行けたのです。

開場時間に到着して、それほど並ばずグッズもガチャガチャも入手し、ライブスタート。

出発直前までしていた仕事のことが気になって、最初は集中できなかったのですが、火やら光やらでだんだん引き込まれていきました。

『兵、走る』のころにはすっかり集中。やっぱりB'zはすごいです。その前だったか後だったか忘れてしまいましたが、私がいたアリーナ席の端っこの柵を、スタッフさんが片膝立てて押さえはじめまして。

『ultra soul』でみんなが飛ぶからかな…?

と思っていたのですが、違った。違いました。

なんと、稲葉さんが歌いながら、アリーナの周りを歩き始めた…! スタンドに向かって、歩きながら歌って回り始めたのです。そこには車椅子席もあるので、特に丁寧に歌いかけていらっしゃいました。

5メートル先に稲葉さんが(悲鳴)!!!
神々しい!!!

車椅子の人も立ち上がりそうなほど盛り上がっている!

もうここで完全に仕事を忘れてライブに夢中。お二人が心からファンを大切に思っている気持ちが伝わってきて、感動でした。

燃え尽きてライブを終え、ドームの外に出ると、なんと花火大会の大きな花火まで見えました。

もう、満足も甚だしい。

友達と弟とも盛り上がれました。

欲しかったガチャの景品リストバンドが弟に当たったが姉として「ちょうだい」とは言いませんでした。チケットお姉ちゃんが買ってあげたけど(卑屈)。

B'zの人類への貢献度がすごすぎる。

そう余韻に浸っていたとき、9月17日(日)の、私が行ったPayPayドームのライブセット解体作業で事故、大阪ヤンマースタジアムでの開催が危ぶまれるというニュースが。

ケガをされた方の体が一番ですが、あんなに力をくれる、ファンを愛してくれるB'zが、悲しむと思うといたたまれず。落ち着かない数日を過ごしましたが、ちゃんと開催されて、一安心。

B'zのライブは雨や雷が多くて、それがまた伝説になるのですが、9月21日の35周年記念ライブは大雨と雷で一時避難するほどだったそうで。

それすら「伝説ライブに行けてうらやましい…」。もうB'zについてはすべてが肯定。

そして今日は稲葉さんの誕生日だそうで。それも取材先の方に聞いて、その方は35周年記念が結婚記念日でもあるという筋金入りです。でも、分かる! 強く幸せになれる気がする!

明日、あさってもライブがあって、35周年記念のツアーは終了です。最終日、大阪に行きたい。でももうチケットがない。

そんなわけで、ほかにもいろいろやってきたので報告したいと思いつつ、B'zが一番でした(笑)。

興奮のままに今ごろファンクラブにも入ってしまったので、またライブで飛びたいと思います。

(おかげで企画はだいぶ構成が固まってきました)

原田あやめ



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