『たまきたPAPER』秋号のこと
今日は10月1日。『たまきたPAPER』秋号を発行1カ月たったことに気がつきましたが、2週間くらいしかたっていないような気がします。暑くてまだ夏の終わりにいる感覚だからでしょうか。
それに加えて、各所からいろいろなお話がある9月でした。たまきたPAPERは、改めて社会的な意味が強くなってきて、自分の言葉に責任を持たなければならないと感じています。
『たまきたPAPER』としては、「北多摩のいいもの、大事なこと」。
発行元のことの葉舎としては、「大事なことをおもしろく」。
もう一つ、昔から思っていること。「命を救う情報を伝える」。
たまきたPAPERを土台として、もっと大事なことを、公平な目で伝えていかなければならないと感じます。
さて、秋号の特集は「おにぎりと味噌汁」。今回、表紙は表紙としての役割をしつつ、見たままレシピとしても撮影しました。『たまきたPAPER』の読者は、ほとんどの人が味噌汁とおにぎりの作り方は分かるのではないかと思いまして、具材を書いておけばこの表紙のおにぎりが作れるのではないかと。
少し春号のイチゴ三昧より色味が大人しめではありますが、「表紙にひかれて手に取った」という声をたくさんいただいています。それは、構図や色のほかに、おにぎりとお味噌汁の写真から味がすぐにイメージできて、親しみを覚えるからかもしれないと思っています。
秋号は、シニアの方からのハガキも多いです。たまきた、みんなの楽しみになれているようだなあとうれしく思っています。
本文では、西東京市と小平市の、おにぎりとお味噌汁をメインに提供するお店を取材しました。「気になっていたお店が取材されていた」という声も複数あり、取材した甲斐があります。
おにぎりと味噌汁で、炭水化物、食物繊維、脂質など、必要な栄養素がとれて、なんだかほっとして、おいしい。
『たまきたPAPER』も、そういう存在でありたいと思いつつ、冬号の制作に入っています。
原田あやめ