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紙媒体が減る問題(2)
昨日、ゴールデンウィーク最後の日の夜に何ややこしいことを考えているんだと自分でも思ってしまう投稿をしたのですが。
連休明けの今日、たまきた夏号の原稿を作っていて、読者の皆さんからのハガキやアンケート回答、たまきたをオンライン公開しているPublish Onlineのアクセス解析などを見ていました。
そうすると、アンケートのほとんどが、紙の『たまきたPAPER』を手にした人から来ているのです。
WEBの情報サイトは本当にたくさんあって、私もいろいろ見るのですが、サイト名などはなかなか頭に浮かんできません。どの情報をどこから取ったから記憶に残っていない。ウェブサイトは均質な画面上に林立して乗り入れ合っているだけに、やはり媒体自体のインパクトは薄い気がします。
外を歩くとき、フリーペーパーがあればやはりチェックするのですが、最近、外に置いてあるラックは駅でもガラガラです。だから余計に、今も発行を続けているものは存在感がある。
「手に取りたくなる質の良さ」「取っておく重要性」があるものは、まだまだ紙に印刷する価値がある。設置もしてもらえる。
非常にレトロなやり方ではあるのですが、『たまきたPAPER』に関しては、取っておいてほしい「いいもの、大事なこと」を伝えていくのならば、やはり紙で発行を続けていって、そのことでほかの情報メディアと差別化をしていくべきなんだなと改めて思いました。
弊社のような小さな会社ですと、莫大な情報を発信するメディアと情報量で勝負するのは無理ですし。それがやりたいわけでもないですし。
まったくもってガラパゴスだなと本日もつくりながら思うのですが、もう思い切りガラパゴス進化してまいろうと思うGW明けです。
しかし、紙で行くぞということは、配る人がいなければいけない。配布スタッフ募集中です。そしてこの仕事にも、配る人にとっての付加価値を付けていかねば。WEBとともに、リアルの良さ。これも言語化していかねばなりませんね。
原田あやめ