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20代前半で婚活市場に飛び込んだら。 【その④】

前回のお話はこちら↓

はっきり言って私にとって、この3ヶ月というのは散々だった。

遅刻する人、若くて婚活するって借金とかあるのかと無礼に聞いてくる人。初回デートで車で移動した挙句車内でキスを迫る人。

変な人ばかりと当たるし、ようやくまともな人がいたと思ったら初回の顔合わせ後のやり取りで「お泊まりデート以外は忙しくて会えないよ」などと遊び目的だったことが判明したこともあった。

マッチングアプリか?ここは。
そう思うような振る舞いの男性ばかりと当たってしまった。

一人たりとも、やりとりを続けたいと思う人がいなかった。

さらに、それらの男性は高収入なこともあり苦情を入れても「あぁ、そうですか」のようにまともに相手をしてもらえなかった。

私の退会より、彼らの退会のほうが会社的には痛手になるからだろうと今では思う。

それに追い打ちをかけたのは毎日のように申し込んでくる粘着おじさん。

すっかり意気消沈してしまい、活動意欲がなくなった。

ここで長く活動しても、意味はない。
3ヶ月の活動総額の20万円、勿体無いと感じたものの、続けて負債が増えるよりはマシだと思い退会を行なった。

この20万円、ドブに捨てたようなものだと思うだろうか。しかしながら私にとっては結果的に、この経験は価値のあるものだった。

再度婚活市場に飛び込んだ時に、自分の過去を見返して対策ができ、その結果、理想の男性と出逢えたのだから。


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