長野への旅✨No.3
2日目、戸隠神社奥社へ⛩
車で駐車場に着いた時はかなりの大雨☔️
こんなにすごい雨、濡れるの嫌だなぁ‥と内心思っていた。
夫「駐車場有料みたいだな!」
私「そうなんだ。じゃあ、ここはやめておこうか?」
駐車場が有料だった事を行かない理由にしようとしている自分がいた💦
夫「雨もすごく降っているからここはやめようか!」
車を走らせた瞬間に奥社に向かう杉並木が目の前に入ってきた!
夫「やっぱり行こう」
私「そうだね!」
言い訳していた事がまるで嘘のように意識が変わった瞬間だった。
奥社の杜は約500メートルにわたって200本以上のスギの巨樹が続く。
雨の中傘をさし、靴の中には水が染み込みグチャグチャ音がする。
ただひたすら奥社目指して歩いていく。
杉並木。
雨で水溜り多し。
かなり歩いたけど、まだまだ先は長い💦
雨も強くなってきてる💦
衣服はびしょ濡れで重さがのしかかる。
微妙に登り坂になっているのも体にこたえる。
まだまだ続く💦
無言のままただ歩く。
雨のなかただ歩く。
何故、わたしは歩いているのだろうか?
息は苦しくなる。心臓の鼓動もドクドク聞こえてくる。足は捻挫上がりもあり痛いし、重いし頑張って動かしている。
わたしの身体は悲鳴をあげはじめていた。
夫「大丈夫か?戻ろうか?」
私「‥‥‥」
無言だった。
体はキツいと訴えてくる。しかし何かがわたしを動かせる。
私「いく!」
と声が出たのはしばらくたってからだった。
泣きたい気分になるのに、泣けない。
こんな時泣けたら楽になるのになぁ。
その後も
ただ歩く、歩く、歩く。
何の為にここまでして歩くのか?
何の為にここにいるのか?
何の為に生きているのか?
いつしかこんなことを問いかけながら歩きつづけてました。
1時間弱歩いたのだろうか?
やっと見えてきた。
「頑張れ!!!」
と自分にエールを送っていた。
着いた時に雨は小降りになった。
手を合わせてお参りさせて頂いた。
次の瞬間、あれだけ悲鳴をあげていた身体の苦痛が一気になくなり、視界が変わり、異空間の体験をもさせて頂きました。
今、ここで生きているということは肉体があるということ。
肉体があるからこそ体験できること。
そこでどう感じどう捉えるかは自由だ。
目の前の体験は自分が求めた事。
ただそれだけなのだと。
こちらのお守りは戸隠神社の九頭龍社🐉で。
この御守りを手のなかで握るとこの日のあのエネルギーを観じます😊
この後また1時間弱かけて降りていきました。
雨は変わらず土砂降り☔️
だけど気分は全く違った😊
これで「長野への旅✨」はおわります。
予定していたことと全然違うドラマだったけど想い出に残る旅となりました。
帰って来てから調べたら戸隠神社⛩はかなり有名な神社だったようです。天照大神が天岩戸にお隠れになった時のお話にも出てくる神社でした。
終わり