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ペットは家族だけれども②外飼いする慣習

こんにちは、あやママですʕ•ᴥ•ʔ/

ペットについて語りたくなり…
語りたいことがあまりに多すぎて
前回より語りに語りまくっています。笑

今回は、よく槍玉に上がる外飼いについて。

↓前回の、私の実家の環境編。
 本当は犬が大好きな私の育った環境のお話。



外飼い犬についての賛否両論


ほぼ毎年GWと盆に…
田舎の家(母の実家)に帰る、私。

愛犬家からはお叱りがあると思いますが
私の田舎では、昔から番犬として外飼いをしてます。

+++

これについては、姑が…
動物愛護や保護活動の意識のもと
自分勝手な虐待ネグレクト論を押し付けに来るので…
毎回お伝えするのですが…

どうぞ、ご自身の思う最高の方法で
あなた方の大切な大切なペットを
常時、室内で飼育してあげてください。
私達は出来る範囲で大切に飼育します。

そして私は動物に関する有資格者ではなく…
身近な人にだけ有資格者の力を借りながら
経験から出来るアドバイスをするだけの人です。

+++

当然ながら
私は外飼い推奨派ではないし…
街では滅多に外飼いを見ることもないしね。

色んな状況が殺処分や飼育問題に繋がったり
保護団体さんなどが色んな活動をされているのも知っています。

けど、どうしても古くからの土地の慣習はあって…
そこに住む人の世代が変わり、考えも変わりつつ
環境を少しずつ変化させていくしかない状況だって
ちゃんと認めて、フォローしてあげないと。

あんた達、その場所で生活したことないやん?
その土地の環境に触れたこともないやろ?
もし猪が出る場所に暮らすしかなければ、どうするん?

って思うよ。

動物愛護を盾にして…
人間の生活を脅かすのは本末転倒よね。

もちろん、H22年の環境省発表の
飼育改善指導が必要な例にあたるほどの
劣悪な環境にしない
ように気を配っているし…
考え方や育て方に悪いところがあるのなら
少しでも良い方に変わるよう
気付いたところは伝えていってます。

次あたりに書く予定ですが…
そもそもうちの姑は他人のことを
とやかく言えない立場だと、私は思っています。

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外飼いをする理由と環境


もちろん愛玩犬として…
お座敷で可愛がっている家もあるんだけど…

なんせ、昔から獣も出たりするし…
畑やハウスなどがあり、ゲートなどもなく…
稀にヨソ者が住み着くような事件もあるし
番犬という存在がポピュラーだったりするのです。

そして、お座敷に犬をあげるなんて!が
まだまだ年配達の中には残ってる部分もあり…
エサも人間の残飯をあげようとしたりする。
もちろん犬に手術なんて!とかもある。

街暮らしだと考えられないかもしれんけどね。
鍵を掛けない暮らしで、そこいら中親戚だらけ。

気づけば、私なんかでは顔を知らんような…
おじさんとかが、うちで農作業してたりもするし
親戚だかが上がり込んでお茶してたりもする。笑

おわっ!?あんた誰なん!?
あんたこそ誰なん!?
帰ってきてる孫の○○ですー!!
あぁ、○○の子供かいな。
あぁ、○○方のおばさんですか…

みたいなのは当たり前ʕథᴥ⁠థʔ
もう祖母方だか祖父方だかの次元じゃない。
いとこの何とかの養子先の何とかのとか。

そういう環境なので…
もともと狩猟犬系統の犬種とか
体格も大きめな忠誠心の強い犬を飼う様子。

番犬として獣を威嚇して貰えたら助かる。
けど完全に放してしまうわけにはいかないので
直線で1キロ足らずの距離を鎖で繋いでるけど
わりと自由に過ごせるようになっています。

(張ってる鎖が長いので可動範囲が広くなりすぎて)

その途中の納屋や母屋に…
犬が風雨も暑さ寒さも凌げる場所も作ってるし
自由に出入りできる土間などもあるし…

いいところももちろんあって…
ご近所も含めて、常に人の出入りがあるので
自然と誰かしらが様子を確認出来てるし
一緒に遊んでみたり、勝手に散歩されてたりする。

だから…
世間で問題視される虐待やネグレクトとは
違う、と思っています。

幸い、獣と戦って大怪我をすることもなく
どうも野犬なんかとはたまに戦ってたりして
イタチとかを持ってくることはあるけど。

+++


それでもね、恐らく愛情不足で…

何かと噛むのに育った犬が居た

気性の粗い犬種ではあったんだけど。

前回書いた通り、犬好きの父や私が…
毎回自分の犬を連れて帰ってるので
家族とお座敷犬との関わり方も見せて体験させて
改善点を見つけては試してもらったりしたけど…

私達も年2回の1週間程度ずつしか滞在出来ず
街と田舎では環境も違いすぎるので…
連れて帰って預かるわけにもいかなくて…
トレーナーに来てもらったり預けたりしたけど
どうしても噛むようになっていってʕ⁠*⁠ᴥ⁠*⁠;⁠ʔ

最後は…
人に身体を触らせん程にさせてしまった。

これだけは、本当に後悔してる。
どうしてあげれば良かったのか。

+++

その犬も長生きで、15年ほど居たんだけど…
エサやオヤツを家族以外の手からあげようとすると噛む。

取られると思うのか、取ろうと思うのか…
油断すると家族の手でも思いっきり噛む。

そうなると、だんだん晩年は…
怖がる人を脅すようになってきたりしてね。
祖父なんて何回、何針縫ったか分からない。

さっきまで大人しく横で腰掛けてたのに…
突然、ガブッと本気で噛んで腕を持っていったりする。

もうこうなったら狩猟本能からの狩りと一緒?
それともこれが遊ぼう!って表現の仕方なん?

さすがに…
噛まれたら殴る、の構図が出来てしまう。

いくら人間側に殴るのはいけないって伝えても
噛まれると恐怖から逃れようとするものだから。

もうね、怖いのに…
怖がると噛まれるから怖がるな!毅然としろ!
とか言われても無理やんね?
怖くないフリしても獣にはバレる。

なので、自由にはさせてるけど…
出入りする全員がちゃんと注意してて
犬を見掛けたら、とりあえず離れて!って
お互いに声を掛け合うようになった。


あの犬はどうしてあげたら良かったのか…


結局、噛む犬のまま
老衰で亡くなったのだけど。

私も犬の晩年に、噛まれて大怪我したの。
(次に書くね)

自分の元で、街の家で育ててたのなら
もう少し何か違ったんやろなぁ、きっと。
田舎とは環境違って室内飼いやからなぁ。

けど、自分や父と同じように…
犬との間合いを見極めて、距離感を育てていく事を
他人へはどうしても徹底出来ない。

もうこれは、経験値とか愛情の差でしか無くて
犬との生活を重ねて向き合って分かることでもある。

噛む犬、破壊する犬、飛びつく犬って
問題行動の犬には徹底して人間が教えないと
犬も賢いから、どうしても人を見てやるね。


噛む犬の次に来たのが…


これまたおそらく四国犬のパピーでして。

大きな犬を座敷で育てるなんて!
っていう田舎の家で何とかお願いして…

今度は噛まない犬にしたいから…
パピーの間だけでも座敷で育てて
寝床やエサやりだけは土間にしてほしいと。

そうやって生活を教えて信頼を重ねてほしいと。

そんなことしたら座敷犬になる!
番犬として外に居なくなる!
とか不安を口にされたりしたけど…

そのうち外を自由に行き来しだしたら
自分から外に居たりするようになるからと説得。

躾も必ずこれだけは徹底してやって!と…
祖父の代から叔母とイトコの代になったので
犬との距離感を改めて実感してもらうことに。

それから3年。
無事にお外が大好きな
超絶フレンドリー犬に育ちましたʕTᴥTʔ♡

噛む犬の時代は…
最後は一緒に遊んであげれないほどだったけど
今回はちゃんと一緒に遊んだり…
コミュニケーション取れてる♪良かった!

前の前の代までのように
親戚やら誰でもちゃんとリードに変えて
散歩に連れ出せるようになってるのʕTᴥTʔ♡

この夏も猛暑だったけど…
納屋で作物を貯蔵しておく涼しいところを
ちゃんと分かってて、自分で行ったり来たり。

でもね、やっぱり…
油断するとコミュニケーションのつもりで
思いっきり腕を引っ張りに来るので
「痛い!ダメ!」の繰り返しʕ ´ᴥ` ʔ

甘咬みのつもりのせいで
人間の愛情を受けられなくなったら
また噛む犬になってしまうかもしれんから。

そして…
畑を荒らしに来た動物を追い回してる模様。
この夏もイタチ持ってきたよ…うん。

いや、この家が…
犬を飼う目的どおりなんやけど
あまりに本能に忠実なのも怖いので
様子を見ましょう、そうしましょう。

↓次回は、犬好きの私が噛まれた話ʕ ´ᴥ` ʔ


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