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ラン活の洗礼と奮闘記

どうも、ayaです。
近頃の子育て事情は自身の時とは全く違うことも多く、例えば子供でももうスマホを持っている時代…そんな中で現代だからこそできた(?)イベントに参加してきました。
それが、「ラン活」なるものです。

みなさんこの言葉を聞いたことはあるでしょうか。
就活や終活、いろんな活動が世にはありますが、なんのランだと。
こちらランドセルのランで「ラン活」です。

ランドセルに活動もなにもあるのか。
ええ、私もそう思っていました。
なにを活動するんだ。
ランドセルを持って何か訪問でもするのか。
デコるのか?(発想が平成)
など、いろいろと考えを巡らせましたが答えが出ず。

そもそもそんな思いを抱えたきっかけは、保育園で配られた一冊の冊子です。
2025年まだ年も明けて間もない1月下旬。
子供はまだ年中で、4月からいよいよ年長さんになり、来年はもう小学生かぁ…早いなぁなんてぼやっと思いを馳せている所でした。
分厚い冊子が持ち帰りカバンの中に入っていて、なんだこれとひっくり返すとなんとランドセルのカタログ。
何故この時期に?
まだ卒業まで一年以上あるのに早くないか?

そう思った私はGoogle先生に話を聞くと、最近では人気デザインのランドセルや人気の色は一年前に売り切れてしまうのだと。
驚愕。
ランドセル一つを買うにもそんな戦いが待ち受けているとは。
一体何故…

その後インスタグラムでも「ラン活」と検索し、数々のラン活情報を入手していきました。
どこのメーカーが人気だとか、あらゆる方の華々しきラン活の様子をどんどんスクロールして脳内にインプットしていきます。
ランドセルの展示会なるものも存在するらしく、全国各地のあらゆる有名メーカーが出展し、もはや合説のような状態。

それはそうです。昨今少子化が叫ばれる中、母数の少ない子供用品をいかに購入してもらうかはメーカーにとって死活問題ですよね。
しかも、そう何回もないランドセル購入という機会に、親戚一同盛り上がりを見せるタイミングになるかも知れない。

しかし、これだけ膨大な情報がある中で、子供自身で唯一を発見するのは難しいと感じました。
なんとなくこのキャラの色だから、なんとなく今そのデザインが好きだから、ランドセルを決める理由なんて、子供の頃からすればその程度な気がしました。こだわりがあるとすればそれはおそらく親側が感じることが多いような気がします。もちろん各人いろんな選択方法があって然りだと思うし、あくまで我が家の見解としては自分たちの経験からそういったものに落ち着きました。
私自身、自分で選んだものではなく父の会社からお祝いに頂いたものだったし、夫に関しても選んだ記憶がないとのこと。
そもそも我々の時代には男子は黒、女子は赤くらいにしか選択肢がなく、ピンクのランドセルを持っている子はクラスに一人くらい、可愛いなぁと思ってはいましたがそこまで幅広い選択肢があるわけではなかったのも原因かも知れません。

そんなこんなで、我が家の最適解としては、ある程度良さげなメーカーを探し、その中で好きなデザインと色の商品を選んでもらう、ということに着地しました。
そうと決まればメーカー探し。
ネットで色々と検索してみましたが、判断基準としては軽さや収納力、体にフィットするかや反射材の有無などさまざまでした。
おそらく近年発売されているものだと大幅に性能の悪い商品などはないと思われるほどどこも同じようなスペックにみられました。
こだわりの素材を使っていたり、軽量化に特化していたりと、少しずつの違いはあれど、大幅に使用感を損なうものなどはないように思えました。

うん、じゃあ可愛いやつにしようか。
と、見た目重視で選ぶことに。
そこで見つけたのがgrirose。
とにかくデザインが可愛い。色もとにかく可愛い。
語彙力が無くなるほどとにかく可愛さに満ち溢れたブランドです。
その上、土屋鞄の系列ブランドということで作りや保証もしっかりしており、Dカン・ナスカンの有無や反射材など、子供の使用に安心できる要素もしっかりと詰まっていました。

さぁ、店舗が近くにあるとのことでフラっとみに行こうかなんて思っていたら見えてきたのが「来店予約」の文字。
あぁ忘れていました。私はラン活の渦中なのですね。
そう、店舗に見に行くことすら予約をしていない民には許されないことなのです。
2月の土日はすでに全て埋まっており、さぁ行けるのは当日の夕方のみ。
気がついたら来店予約が完了していました。

鉄は熱いうちに打て。
早速車に乗り込みいざ店舗へ。
どんなものかと店内に入り込むと、すでに2〜3組が店内で気に入った商品を試していました。
店内にはあらゆるデザインや色とりどりのランドセルが所狭しと並んでおり、目線に合わせて低くディスプレイされたものを目を輝かせて眺めている子どもがたくさんいました。
親子三代で来店している家族も多く、じいじばあばも可愛い孫の様子に頬が緩んでいました。(我が家も例外ではない)

持ち時間30分でしたが、子供の好みがはっきりしていたこともあり、4〜5種類のランドセルを背負った後、すんなり欲しいものが決まり、付属品のカバーを選んだり、その後の流れについて説明を聞いたりして見学が無事終了しました。

尚、最後の洗礼として見学時にははまだ購入期間が開始しておらず、次週に購入期間が開始し、人気の商品は4月下旬には売り切れてしまうそうです。
商品は5月以降来年3月までの発送だとか…。(もはや買ったこと忘れそう)
あぁ最後まで厳しい世界、ラン活。

兎にも角にも噂に聞いていたラン活なるものに早めに着手し、無事終えられそうなことに安堵しつつ、購入完了するまで、はたまた商品到着までまだ気は抜けないなと心得ながら帰路に着いたのでした。

では、また。

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