オンラインセミナーをよりインタラクティブに、そして魅力的に!
子どもたちの学習塾などで画面に映る先生が、黒板にチョークで書きながら進行する授業映像がありますね。
オンラインセミナーで講師がプロジェクタでスクリーンに投影された映像だと資料がはっきりわからない。そこで、ピクチャーインピクチャーを使ってセミナー資料の隅にセミナー会場の講師の表情の映像を映します。
やり方は、講師のいる講演会場をZoomのホストとして、リモートから参加の講演受講者(Zoomで参加)に
・講演資料をZoomホストの共有で配信するビデオソースとする。
・2つ目のソースを講演会場のビデオカメラで撮影する。
と、ビデオ入力が2個。
講師のピンマイクからのマイク入力(音声)が1個。
会場での受講者向けには手持ちの装備や行いたいことに合わせて、適宜変更してよいかと思いますが、音声についてはハウリングの検証や口元と聞こえてくる音がずれるディレイを修正していくことも準備段階ではポイントです。
ポイントは、“カメラから入ってきた高画質な映像を、ZOOMで使用する“
ということで、配信用機材として、ATEM Miniシリーズを使って、ピクチャー・イン・ピクチャーを有効にできました。
YouTube Liveでの生配信などが激増している背景もあって、少し前まではプロ仕様でとても高価な機材も今ではお手頃価格でさまざまな用途に使えるようになりました。
講師もリモートで参加する受講生によりインタラクティブに、より魅力的にお伝えするために動画技術を研究していく時代になりました。