2級キャリアコンサルタント技能士試験の論述試験ってどうなの?
2級キャリアコンサルティング技能検定の実技試験は論述試験と面接試験に分かれます。
論述試験は、100点満点で60点以上の得点が合格ライン。
実技試験に合格するには、論述試験のみ、面接試験のみの、持ち越し制度がないため、論述試験と面接試験を同じ回で一度に合格しなくてはなりません。
論述試験と面接試験に同時に到達(合格)しなくてはいけないのが、なかなか合格できない要因の一つといわれていて、面接が合格ラインに達していても論述で落としてしまう人も増えているようです。
逐語記録を読んで、実務経験をもとにして、きちんと論理立てて系統立てて考えて解答を作成していくことが求められますが、実際の観点としては、
「キャリアコンサルティングを行なう人には何が求められているのか」
・相談者が気づいていない、キャリアコンサルタント視点からの問題点
・将来的な到達点である大目標と、実際相談者が困っていることを解決する小目標
など、各設問に回答するための必要な要素をすぐに導き出せることがなにより重要だということでしょうか。
国キャリ同様に面接練習との兼ね合いで「繰り返し演習」がポイントになりますが、2級に関しては、論述の問3にある『あなたは、上記2つの「問題」を合わせ、相談者を援助するために、①どこに目標をおいて、どういうことを実施したいか。目標と具体的な方策の記述』が面接練習との相互作用として、練習を重ねていくことが近道になるかとおもいます。