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「Well-Being×Well-Doing」にお金の知識って必要ですか?

年末に頑張ったAFP認定研修の修了証明書が今日送られてきました。日本FP協会によると「AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格」とあります。

 それでは何故にキャリアコンサルタントとしてこの資格を取得しようとしたのかを自問自答してみました。相談者さんを目の前にして、まずは自分自身が「お金」「時間」「人間関係」「健康」それぞれに自分の軸を持っておくべきと思いました。

 一般的には、20代は結婚、30代は住宅購入、40代は教育資金、50代は退職後の計画、60代は生きがいの追求と言われます。もちろんこれは、個々人の生き方や環境に依存します。

 あるご家族の「ライフイベント表」で、進学や就職、結婚、子どもの誕生・進学・入学、住宅や車の購入など、自分や周りの家族の将来の予定や希望、あるいは将来予測される出来事の中で資金が必要なものを抽出、現状把握をした上で今後の収支状況を予測するための「キャッシュフロー」を計算していきます。

改めて、転職や転勤・退職などの働き方の変化を踏まえるとキャリアコンサルティングを行う上でお金のことは考えずにはいられないのが現実かとおもいます。

 今の学生・若者にとって、人生100年時代を見通した場合には、20年間という時間に非課税枠を有効に使える「つみたてNISA」の知識も深めてみる。また、今後の60歳代以降にとってのさまざまな生き方についても、自分がどう考え、どのようにこれから生きていくのかを選択していく時代になります。「Well-Being×Well-Doing」を踏まえた「お金」の現状把握と予測の上での戦略的思考も必要不可欠となるのではないでしょうか。

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