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厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)って何?

自分の適性を考え職業適性を選び出す際に、活用できる検査ツールがあります。能力的側面のうちの基礎的な能力特性として、今はできなくても、学習や訓練によってできるようになるだろう可能性や潜在的能力をみている適性検査ツールのGATB。

 基礎的な能力(適性脳)の9種類を測定することにより、能力面からみた個人の理解や個人の適職領域を探索し、個性を生かした職業選択を行うための情報提供を狙いとしている。
適用範囲は、中学2年生から45歳未満を対象とし、中・高・専門学校・短大・大学生に対する進路指導や公共職業安定所、職業相談機関等における求職者や来談者に対する職業相談や指導のために用いられる。

測定される適性能
 9種の適性能
G-知的能力、V―言語能力、N-数理能力、Q-書記的知覚、S-空間判断力、
P-形態知覚、K-運動共応、F-指先の器用さ、M-手腕の器用さ

 GATB検査は、将来の職業について考え始める頃、自分の能力的な特性に合った職業群の理解や探索を必要とするときに実施する。職業レディネス・テストなどのパーソナリティ検査を先にしてからGATBを実施することが望ましいとされている。

 「結果の見方・生かし方」を使い、プロフィールを作成して自己分析し、ワークシートの手順に従って適職群を選び出す。自分の得意な関心の持てる職業を選び出す作業がワークシートで行える。


出所:一般社団法人 雇用問題研究会
http://www.koyoerc.or.jp/school/assessment_tool/209.html


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