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うちのWEBサイト、多言語化したいんですけど!ーアドタイデイズ参加レポート.1
宣伝会議さんがやっているアドタイデイズ2019に参加してきました。
5つほどセミナーにお邪魔しましたが、どれも非常に興味深く、やはりたまにはNPOとかまったく関係なさそうなところに行くのって大事だなとしみじみ感じる次第です。
ひとつめは「多言語体験(MX)の価値向上における課題とポイント」で、Wovn Technologiesの上森さんのお話でした。
子ども・若者支援の分野でも大きなイシューですし、この分野のことはどこかで学ぶ必要があるぞと思っていたので「多言語化」の市場的状況を聞けたのは助かりました。
●現在のWEB上にある情報のうち、日本語コンテンツは3%
●デジタル交易の市場が急拡大(越境するデータの規制議論活発)
●積極的なインバウンド戦略は国内成長率より圧倒的に効率が良いから
などの話は興味深かったです。
特にサービス業や天災などの緊急時の対応であったり金融だったりでのニーズが高まっているという話は、聞いたことがありつつもちょっと新鮮でした。どちらかというと学校で配られた資料が読めないとかって話を聞くことが多いので...
登壇されていた上森さんが行なっているサービス「WOVN」はその言語化にアプローチするプロダクトですごい興味あります。価格帯次第では、うちのページとか全部多言語にしたいですもの。
国内NPOが他国と比較して独自進化をしているという話は耳にするんですが、それは我々が海外に情報発信できていないし、同時に海外の情報を仕入れることができていない部分もあるからだと思うんですね。
"ほんやくこんにゃく"じゃないですけど、このプロダクトが広まることで、静的なコミュニケーションが相当やりやすくなると思うんですね。
Googleなどが目指しているサービスはどちからというと動的な、瞬間的なコミュニケーションを円滑にしている印象で、3%しか使われていない日本だから考えられるものなのかなとか勝手に思ったり。
実は協力してくださる企業に「WEBサイトを多言語化してください」と積極的に依頼しているのですが...笑
Google翻訳にしょっちゅうお世話になっているのですけど、例えば「育て上げネット」という法人名の翻訳がまともにできないんです。
「Raising Net」とか「nurture-up net」とか...限界があるんですよね...
極端な話、WOVNがあれば、その依頼がとても簡略化できるし、あとから直しを入れるのも相当楽になるのでは...とめちゃくちゃ気になっています。
本当に世界が前に進んでいることを実感します。
「社会を良くする」が加速しているんですね。負けてられないなぁ。。
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参加したセミナーのレポートは随時更新予定です。
●テクノロジーで、人の気持ちを科学する。~バイタルデータがもたらす価値とは何か~
●産業としての広告界の未来 「広告費」はどこにいくのか?産業としての課題と展望
●なぜUGC?もっとLTV!購買行動の変化に伴うUGC活用とCRM戦略
●そのイノベーションが、未来社会の当たり前になる。~アドタイデイズ出張編~
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