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産休入り「やりたいことはなにか?」という問いに向き合った話
今週から早めの産休に入った。仕事のストレスや時間的な拘束から開放された今
「暇すぎる!!!なにしよう?!」
ばかり考えている。
大学を卒業してから、約3ヶ月の休みを取ることは一度身体を壊して休職をしたとき以来で、大きなお腹を抱えて海外一人旅〜!なんか行けるわけもなく、できることも制限されるからなおさら難しい…。
「産休中 やること」「産休中 やってよかったこと」
を毎日のようにググっては、「子どもが生まれたら自分の時間を持てないので、好きなことをしましょう!」などという先輩ママさんのアドバイスを読んで、「そうなんだよなあ…。」とため息をつく日々。
仕事がない今、やりたいことってなんだっけ?と改めて考える機会が増えた。早く産休に入りたいと思っていたし、今は自由なはずなのに、自分で決めることがストレスになっている。
ここに自分で決めて動くことを宣言したばかりなのに、矛盾したような気持ちが心を疼く。
大学時代は海外にインターンに行ったり、一人旅したり、インタビュー活動に力を入れていたり…自分の好きなことを思い切りした!と思える5年間だった。(休学したので5年通っています…笑)
ただふと振り返ると、これらは社会的な「自分への期待」に対しての「やりたいこと」だったのではないか?と思うこともある。というのも、当時は就活がいつも頭の片隅にあり、志望企業の面接でいかに話せるエピソードを作るか。ということが行動の起点になっていたような気がするからだ。
そう考えたときに、純粋に「やりたいこと」なんてないんじゃないかと落ち込んだ。
ただ、一方でこんなことも考える。小さい頃から男の子が車や電車が好きなように、女の子が人形やプリンセスが好きなように(もちろん一概には言えないけれど)自分の好きなことって純粋な自分だけの意志で選び取ることが難しいということ。
調べてみると、親(社会)からの働きかけやホルモンや脳の構造上の違いから、女の子/男の子らしい遊びを好むようになるらしく、環境と生物学的要因のどちらから大きく影響を得ているかは分からないものの、自分の意志だけではないということは明らからしい。
そんなことを思うと、今自分が置かれている立場や環境のなかで「求められていること」や「やったほうがいいこと」を「やりたいこと」として選び取って推進していくこともまた一つの方法なのかなと思った。
私がいまやろうとしていることは、「純粋」なやりたいことではないかもしれないけれど、今の自分にとってベストだと思えることだから、楽しんでやっていきたい。