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【片側顔面けいれん】退院半年後の(最後の!)通院

片側顔面けいれんの治療日記はこちら

前回の通院(退院後3か月時)の記録はこちら

前回の通院のあと、耳のこもりは再発しました。
たまに音はするものの、こもり感は全然気にならなくなったなーと前回の通院時には感じていてそう報告したのですが、その後耳こもりの症状が復活した時期があったのです。

もちろん、入院時の頃に比べたら軽微ではあったのですが。

そして、いやだなぁと思っているうちに、だんだん解消しました。

その後もたま~に、再発するのです。時間が経つと消えていくので深刻ではないだろうと思いつつも気になったので、この通院で伝えようと思っていました。

予約時間ギリギリに病院に到着。入院していた1月とは違って、炎天下を歩いてきたので暑さで息切れ気味でした。7月から保険証が替わったので提出もして外来の待合いへ。

今回もそれほど待たずに順番が来ました。

「お元気でお過ごしですか?」と、ニコっとしながら先生が聞きます。
「はい。おかげさまで」と答え、耳のこもりの再発について報告しました。

「まぁ、心配ないでしょう」と先生。

「朝起きた時の頭痛は、最近もある時もあるのですが、たぶん暑さのせいかと思うので」
「暑すぎるものねぇ」

その後、マスクを外して、けいれんを誘発する動き(目をぎゅっと瞑ってぱっと開く、口を横にイーッと開く、うーっという口をする)をしてみてと順に言われ、けいれんが出ないことを確認。

「傷のところ見せて」
と言われ、耳の後ろを見せます。
「あー、へこんでるね」と先生が確認。
手術前に、いずれはへこみます、と言われていたものの、自分ではどの部分がどのぐらいへこんでいるのか、両側を比較のために触ってみてもわからないほど。傷口もきれいで鏡を見ても最近はどこだったかわかりません。

正面に向き直ったところで、
「うん。終わりでいいでしょう。終わりにしましょう」と先生。

やっと終わった!という気持ちよりも
そっかー、もう先生に診てもらえないんだなぁ、なんてちょっと寂しいような気持ち。

「お元気でお過ごしくださいね」と言われ、改めてハッキリと
「はい。ありがとうございました!」と心を込めて頭を下げて診察室を出ました。

今度先生に会うことがあるとすれば、元気じゃないとき、ってことになるのか…と思ったら、ドクターって本当に大変な仕事だなとまた思いました。
「先生もお元気で!」って言えばよかったな。

2022年6月ごろに発症した片側顔面けいれん。手術待ち1年3か月という衝撃もありましたが、約2年間を持って完治しました。

それほど多くはない疾患ですが、QOLがとても下がってしまう病気。人それぞれですが、私は手術を受けて完治することができて本当に良かったです。

これで治療の記録は終わりにします。


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