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【片側顔面けいれん】入院日記⑩ 入院8日目 壁から落ちるとは
入院全体の概要はこちら
各日の様子はこちらのマガジンにまとめてあります。
眠剤をもらっても一晩ぐっすり眠って朝、とはいかないのは変わらずで。5:15ごろには起きていたので看護師さんにお願いして鎮痛剤(錠剤)を持ってきてもらいました。
6:30ごろ、バイタルチェックと採血も。この日は午後CT検査の予約も入っています。
8:30過ぎに主治医の先生の回診。食事もかなり食べられるようになっていること、錠剤の鎮痛剤で効くようになってきたこと、から「今日の検査結果次第で明後日には退院できるでしょう」と言われました。
10時前に、散歩がてらシャワー室へその日の予約枠を取りに行ったところ、なんと15:30から10枠以上連続ですでに看護師さんが予約済み!この日は月曜日。1週間前の私と同様に月曜日に入院して火曜日に手術、という人がたくさんいたようです(入院日のシャワー枠は看護師さんが事前に抑えてくれるようになっています)。14時の枠を予約しつつ、「明日は病棟も忙しいのかな」と思っていました。
昼食は完食したこともあり、午後にはついに(2度目に入れた)点滴針も抜きました。
15:30 にCT検査。手術翌日とは違い、歩いて検査室フロアに向かいます。横になった時にこれまで疑問だったことを検査技師さんに聞いてみました。
「あの、検査中って目はつぶっていた方が良いんですよね?(なんか電磁波的なものとかが飛び交っている最中って直視しない方が良い光線とかも出たり?ぐらいに頭の中では考えていますが、そこまでは言わず)」
「あー、どっちでも良いですよっ」
え?
拍子抜けするぐらいあっさり、「どっちでも良い」って言われました。そうだったんだ…。
せっかくなので検査中、目を開けていました。なんとなく視線は足元方向の壁とか見ちゃって検査機器を直視はしなかったのですけれど。
16:00過ぎに先生が来ました。退院に向けての話ということで面談室へ。検査結果も問題ないということで2日後の退院が決定しました。
退院後の生活の注意事項は冊子で読んでいたのですが先生に改めて質問。
「運動を控えるって話ですが…運動と言っても強度とかピンキリですよね」
「そうなんです」
「あの…私、すぐにはとは言わないですが、最終的にはボルダリングを再開したいと思っていまして…」
「!!!」
先生が目を丸くしてこちらを見ました。そんなに意外だったのか…。
「いや、まぁ、退院から1か月はそれは控えておきましょう」
「あ、はい。私もすぐにはとは思っていなくて…。落ちたりもしますしw」
先生がもう一度目を丸くしました。はは。
もしかしたら相当高いところから落ちることを想像させてしまったかもしれません。
決定すると着々と「退院準備」が始まります。その日のうちに入院中処方の鎮痛剤は看護師さんが袋でまとめて持ってきました。ここからは自分で服用感覚も含めて管理となるそうです。