【片側顔面けいれん】入院日記⑫ 入院10日目=退院日 高さなのよ、高さ。
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各日の様子はこちらのマガジンにまとめてあります。
1時間半から2時間近く続けて眠れるようになり、6:00過ぎに起床。
6:45 にすでに手元に渡されている鎮痛剤を服用。
7:00前に先生が来ました。再度の傷のチェック。問題なし。すでに退院後の外来の予約は入っていて「後は外来で!」と言われたので、「はい!ありがとうございます!」とできる限りの笑顔で答えました。
8:00過ぎに最後の朝食。朝は牛乳のパックが出ることが多かったのでそれを想定していたら、この日の水分は「白菜のクリーム煮」でした。
朝食を終え、歯を磨いたら荷物造り開始です。荷物を詰めて最後に着替え。外に出るための服に着替えたら、急に自分が病室から浮いた存在になった感じがしました。
支度が終わったらナースコールで看護師さんを呼んで、忘れ物がないかの確認を一緒にしてもらいます。退院処方の薬の確認などもすませて、すべて終了。
荷物を持って、ナースステーションの前で「お世話になりました!」と声をかけてエレベーターに。
友人とは1階で待ち合わせていたので、その前に機械で会計です。
個室を使っていたので差額ベッド代を入れると結構な額でしたが、クレジットカードで支払い。
友人と会い、最初にしたのは病院内のカフェでコーヒーを飲むこと。
入院中はコーヒーが飲めなかったので(禁止されていたとかではなく、病棟のフロア内自販機にはコーヒーがない)、とにかく飲みたかったのです。
一息ついてからタクシーで帰宅しました。
ぐったりしてしまうのではと心配していたシクラメンは、水やりを少しずつ自動的にしてくれるグッズのおかげで元気に花を咲かせていました。
退院後に注意しなければならないのは、髄液漏れのリスクを回避すること。
頭を深く下げた体勢にならない
腹圧をかけ過ぎない(重い家具などを持つ、トイレで強くいきむ、激しい運動をする)
鼻を強くかまない
など。家に帰ると低いところにあるものを拾ったり低い引き出しの開け閉めをしたりなど普通にあるのですが、しゃがむとかスクワットの体勢をとるとかで前屈を避けるようにしました。
シャンプーを立った体制でするのに不安があったので、友人につきあってもらってお風呂椅子を買いに行きました。100均で探したら「子供用」と書いてありました。耐荷重の表示をみたら問題ないので、「これでいいや」と買って帰りました。
夜、いざシャンプーしようとしたら…。
椅子が!低い!低すぎる!
座るのにめちゃくちゃ筋力(スクワットりょく?)を使わなければならないことに気づきました。
「子供用」って座面の大きさとか耐荷重とかだけでなく、「高さ」が違ったのか…。
しかたなく翌日MUJIで大人用の椅子を買いなおしました。とさ。