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第5回:孫の二乗の法則×AI2AI—驚異の“掛け算”で生産性10倍を目指す
こんにちは、彩子です。
わたしは Lark愛好会 Linkon のメンバーとしてDX推進に取り組んでいますが、今回は「孫の二乗の法則」と「AI2AI」のシナジーについてお話しします。
ソフトバンクグループの孫正義さんが若い頃から掲げている“二乗の法則”と、AI同士が自律的に助け合う“AI2AI”の発想が結びつくとどうなるのか。
とてもワクワクする内容です。
◇ 「孫の二乗の法則」とは
「1×1>2」という考え方で、企業やサービス同士を連携させる“群戦略”を展開することで、単なる足し算ではなく掛け算的な成長を遂げようというのが孫さんの基本思想です。
ソフトバンクグループがさまざまな分野の企業を取り込み、相互連携して急成長してきた背景にはこの法則があるといわれています。
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◇ そこにAI2AIが加わると…
AI同士が連携するAI2AIの仕組みは、まさに「群戦略」と相性抜群です。
営業AI・経理AI・人事AIなどがそれぞれ学習したデータを共有し、組織全体の作業効率をグンと引き上げる。
結果的に、企業が持つリソースを最大限に活かしながら、新規事業立ち上げやサービス拡張にもスピード感を持って挑戦できるようになるのです。
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◇ 目の前の業務効率化が“10倍”を生む実感
わたしもAIやLarkを活用せずにお仕事をしていたときは「自分一人の力の限界」を感じていたのですが、AI+DXで一連の業務が自動化されると「わたしの手が2本どころか4本、6本にも増えたような…」と感じます。
これがチーム規模、企業規模で展開されれば、相当な生産性向上になるわけです。
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◇ 使うほどに精度が増すAI
AIにとっての学習データは「使われれば使われるほど」増えていきます。
つまり短期的な改善にとどまらず、長期的には指数関数的に進化する可能性があるんです。
わたしも最初は少ないデータで「大丈夫かな?」と思いつつ使っていましたが、1か月、2か月たつとAIの提案が洗練されてきて「あれ、AIがどんどんレベルアップしてない?」と驚かされます。
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◇ 「わたしの仕事」×「あなたの仕事」をAI2AIで連携
個人個人がAIを使って仕事効率化するのは第一歩。
そこからもう一歩進んで、「お互いのAIが連携する」場面を意識してみると、思わぬシナジーが生まれるはずです。
◇ 次回は具体的な「.Aiカレッジ」とLark活用セミナーのご紹介
わたしも学んでいる「.Aiカレッジ」では、AI2AIの考え方と実践方法を初心者向けに教えてくれます。
次回はそのセミナー概要や、Larkでの成功事例もあわせてお伝えします。
第6回はこちら ▼
まとめ
孫の二乗の法則の“掛け算”に、AI2AIという“掛け算”が重なると、もはや「2×2=4」ではなく、指数関数的な伸びが期待できる世界が見えてきます。
わたしたち個人も、企業も、その波に乗って仕事も生活ももっと豊かにしていきたいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。