全てが無くなった時に自分になにが残っているのか

【このnoteは、stand FM (9月17日）の放送を元にしています】

今日の本題に行ってみましょう。『テクニックとかノウハウとか全部取っ払った時、自分に何が残るのか』っていう話をしてみたいと思います。

はぎのともぴこさんっていうinstagramですごく人気な方がいらっしゃって、 ともぴこはぎので検索すると、ひらがなではぎのともぴこってやってもすぐ出てくると思います。

オリジナルのイラストでマインドのこととか、生き方のこととか、そういったこととかをね、もうほんとに毎回毎回、すごく心にしみるというか、納得というか。
そういったことを投稿してくださっているとても人気な方なんですけれども。

昨日の投稿で、有名な歌手の方がいらっしゃって、それがどなたなのかわかんないですけれども、その方が売れない若手の歌手にこんなことを言っていたっていう話があって。
歌手が本当に磨かないといけないのは、技術以外の部分、自分から細かい技術を引いたとして、何かが残っている歌手が人を感動させることができる魅力的な歌手だよと言っていましたっていう話があって、すっごくすっごく刺さりましたね。

歌手って多分歌が上手いだけだと。歌が上手いだけじゃきっと売れないんですよね。
歌が上手いだけじゃ売れないし、逆に歌自体はそんなに上手とは言えない、でも売れている歌手とかもいらっしゃるじゃないですか。

歌が上手であることが歌手だっていうわけでもなさそうですよね。
売れるのか売れないのかって。歌が上手で売れてる人もいると思うよ。

歌が上手でこの人歌上手だねって言って売れてる人もいる思うけど。でも、別に歌が上手とは言えなくても売れている人もいるし、それってなんだろうって考えた時に、 技術じゃない魅力をその人が持ってるかどうかだなって思ったんですね。技術じゃないところで、 例えば、歌そのものとは関係ないけど、その人が普段どんな活動をしているかとか、どんな理念で、どんな考え方で生きている人なのかとか、どういう人生を送ってきたのか、どんな困難があったのかとか。

そういったバック、その人のバックボーンって言うんですか、バックボーンと、その人の思いとか理念とか、そういったところがやっぱり
歌に乗るというか、心に歌に。
歌っていうのは、歌声を届けているっていうよりも、歌声の手段であって、その歌声に乗せて、その人のエネルギー、力っていうのを人に届けているのかなって思ったんですよね。

だから、歌を届けようって思うと、多分、自分の歌声が相手の耳に入るだけで、耳に入るだけで心には入っていかないというか、そうじゃなくて、 人となりとか、その人の理念とか、普段の活動とか、バックボーンとか、そういったところが複雑に絡み合って、それが力となって歌声に乗って、人々の心に届いていくようになるのかななんて思ったんですよね。

だから、歌手と言ってるけれども、歌手って、歌い手って書いて歌手なのに、なのに、歌を取った時に自分に何が残っているのかっていう風に考えるっていうね。
これって、私たちSNSの発信者にも少し置き換えて考えてみるのもとてもいいのかなって思いました。

もう本当にさ、バズらせるためにはなんかこういうタイトルをつけろとか、リール動画の流行りはこれだとか、テクニックとかノウハウってめちゃくちゃ落ちてるじゃないですか。はっきり言って私、ほとんど無視してしまっている部分があるんですけれども。

なんだろうな。
そのテクニックやノウハウが別にいらないとは思ってないんだけど、そういう部分を取っ払った時に、自分に一体何が残ってるのか。例えば、自分が相手に伝えたいこととか、発信したいこと、相手に伝えたいこと、世の中に提供したい価値、 そういうところが何もないのに、そこらへんが薄っぺらいのに、表面的なテクニックとか、バズらせるとか、なんかそういうところばっかり学んで、学んでいたとしたら、そういうノウハウやテクニックを取っ払った時に、根元が何もない状態ですよね。
何も残ってない状態ですよね。

だけど、テクニックとかノウハウとかはあってもいんだけど、それよりもっと大事なのは、自分が世の中にどんな価値を提供したいのか、人のためにどう役に立つ人間になるのかっていうところが大事なのであって、テクニックとかノウハウとか、そういう表面的な部分を取っ払った時に、ちゃんとそういう部分はきちんと自分の中に残る自分になっているかどうかっていうところがすごく大事なのかなって思いました。

はぎのともぴこさん、本当にありがとうございます。大切なことを教えてくださって。
お金とか テクニック、ノウハウとか肩書きとか資格とか、そういうのを全部取った時に、武装してるものを全部取っ払った時に、自分には何が残っているのか。多分、 自分が武装しているお金とか資格とか、テクニック、技術、知識、 それも別にいらないとは言わないけれども、それがあるから自分はすごいとか、それがあるから自分はなんだろう、自分には価値があるとかっていう風に思ってしまっていると、その全てがなくなった時に自分に価値を感じられなくなってしまう気がします。

けれども、お金がない。お金がなくなったノウハウやテクニックっていうのもちょっなしにして、資格もなし、お金もなし、全部がなくなった自分に何が残っているのかっていうところ。何もなくても自分に価値を感じることができれば、きっと すごく幸せなことだなとも思いますし、多分そういう人が最終的に人に何かを残したり、人に何かを伝えられる人になるんじゃないかなって 思いましたね。私もそういう人でありたいです。

今ね、ほんとにありがたいことに、たくさんのフォロワーの方がいらっしゃって、顧客の方がいらっしゃって、全力SNSのメンバーがいて、もう本当に全力SNSのメンバーの皆さんが私の資産です。ほんと財産です。本当に大切です。いつもありがとうございます。

オンラインサロンオーナーとか、アパレルブランドオーナーとか、インフルエンサーとか、そういうのを全部取っ払った時に、小菅彩子という人間に一体何が残るのか、ちゃんと何かが残る人間でありたいなって思いました。
何もなくなっても、何もなくなっても、ちゃんと自分の中にきちんと残るものがある、そういう自分で生き続けたいなと。

そういう自分になれたら、多分、お金がなくなっても、お金なくなっても、多分ね。だって、お金があることが幸せって思ってたら、お金がなくなった時に幸せ感じられないわけですけれども、何もない自分に価値感じられるようになったら、何もなくなっても怖くないですよね。きっとまた立ち上がれるような気がします。そんな自分になりたくありませんか。

そのためには、やっぱりね、飾らずに飾らずに生きていくっていう、飾らずに 自分の大切にしたいものは何なのかっていうところを、1番核の部分を大切に大切に生きていけば、きっと、何もなくなっても、ちゃんと核が残る人間になれるんじゃないかなって思いますね。今日のお話があなたに何か伝わっていたら、とても嬉しいなって思います。

今日もここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今日もこれを読んでくださっているあなたが、同じ空の下で健やかに幸せに、自分らしく過ごされることを願っております。
今日も自分だけのレールを敷いていきましょう。
素晴らしい１日をお過ごしください。

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