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個人で作る6分の1オリジナル着せ替えドールの作り方(ソフビ)

割引あり

この記事は、国内でソフビ製オリジナル着せ替え人形をで企画からパッケージまで1人で作り上げたやり方を紹介しています。



人形やソフビなどのアートトイに興味がある方、作ってみたい方
私の作品たちがどのように作られているかを知りたい人にはオススメの記事です!

イベントやオンラインショップで配っていたマフィン紹介の冊子に、
追加して情報(頼んだメーカー名など)を載せたものとなります。

オリジナルのドール『マジカルガールマフィン』のメイキング冊子。
実は、バービーの雑誌のオマージュだったりして。


こちらがバービーの昔の冊子

バービーの昔の冊子は横浜のShopEZEさんで購入。
ShopEZEさんは、アメリカンポップな感じの手芸材料やおもちゃなどがいっぱい詰まった玩具箱のような楽しいお店。時々立ち寄るとすごいアイデアが湧いてきます!

メイキングに話をもどします。

なぜ、人形を作ろうと思ったのか。

可能性を信じて。素敵な未来が『今』マフィンと共にやってきた。

子供の頃、着せ替え人形で夢中になって遊んだ記憶。リカちゃん、バービー、ジェニーなど持っていて洋服や小物、
カタログを見るのも好きだった。人形のお家は家が狭いから置くところがないという理由で買ってもらえなかった。
子供の頃の私は個人で着せ替え人形を作れるとは夢にも思わないというか、考えたこともなく。

時は流れ、大人になった。個人の作家が作るアートトイの世界を知り、その世界にも足を踏み入れソフビ製のアート
トイ(オリジナルキャラクターのチェシャネコのドルチェ、モンスタールル)を作り始める。
そんな中、コロナ禍で落ち込むことも多くなり、どうしようもなくなってきたのであるルールを自分の中で決めた。


落ち込んだ時、自分に好きな人形を買ってあげる。
コロナ禍の中で人形たちが癒しを与えてくれた。


人形のコレクションが少し増えてくると、ふとある考えが脳裏をよぎった...。


『ソフビが個人で製作できるから、着せ替え人形も作れるんじゃないか?』


一番最初に企画からデザインして作ったドルチェだよ。ソフビ作りも最初は大変であった。

それからドールイベントへ行ってみたり、ドール雑誌のバックナンバーをどんどん買い揃え、秋葉原のラジオ会館などにも行ってみたりした。 
りかちゃんキャッスルやジャンクショーで過去の人形や海外の人形もみたり。
そのうち『できる!』という謎の自信を持ち始め実行に移す。

色々できる良い時代になったのだ!


勉強のため、福島のりかちゃんキャッスルにも2度訪れて
お顔の彩色をしたり、勉強した。


リカちゃんキャッスルの彩色ツアーで撮影したお写真。後ろがキャッスルだよ!


無知な人が持ってるもの。

ドール作りは、やり始めたらソフビのアートトイとかなり勝手が違っていた。

しかも周りにそういう知り合い(着せ替え人形作ってる人)もない、
ググッても情報がない、業者が出てこない。アートトイを作っていたので予算などは少し余裕を持ちアタリをつけていたが、それを軽く超えてきた。

無知ゆえに行動できたこと。
最初からいろんな困難を知っていたら、やる気ゼロ人間なので最初からやらなかった。

もはや無知であることだけが自分の武器であり、前に進む力だったことに後から気がつく。

無知は悪という考え方もあるけど、メリットもある?!

そして、デザインからパッケージまで作り方紹介!

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