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小説を出版した経緯

昨年の11月に小説を出版しました。私にとっては、昔書いた2作品を本にしたものでしたが、今読んでも共感いただける作品ではないかなと思います。

プライベートでいろいろなことがあり、自分自身が苦しかった時に、偶然幻冬舎から本を出版しませんか?という宣伝をSNSで見て、なんとなく資料請求、そして担当者から電話が着て、2作品を読んでもらい、「ぜひ本にしましょう!」との担当者からの言葉をもらい、やる気になったというわけです。私自身、なんとなく人生の節目というかそういうものを感じて、自分のご褒美にと本を出すことを決めました。

まさか出版しようと決めた矢先に5月に母が亡くなり、メンタルが落ち込んでいた時に初稿ゲラが届き、校閲からたくさんの指摘事項を見ながら文章を直していく作業はとてもつらかったです。神経衰弱というか、うつ病というか、頭の中で文章が流れてきて、自分の作品なのに、そこに感情移入しちゃって、心が疲れてしまって大変でした。(笑)

2回のゲラのチェックをして、やっと終わった・・・と思いました。後は本を形にしていくだけ。とても楽しみでした。カバーの色や帯の色なども悩んで考えて決めました。

そして、実際に出来上がった小説を手に取ったとき、本当に「何かが終わった」って思いました。私の人生の何か、決別するべきもの、心の中のもやもやとしたもの、そういうものを手放したような気分になりました。

私の周りで小説を読んでくれた方々に、「これは実際にあった話ですか?」
と聞かれることが多いですが、フィクションです。(笑) 私の話でしたら、とても大変なことになってしまうので。(笑)

ご興味ある方はぜひ読んでみてください。


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