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明日から実践できる 【本気】の振り返りとは
皆さん、こんにちは。
すっかりあたたかくなって、気持ち良い天気が続いていますね。
私は大好きな宇多田ヒカルさんを聴きながらnoteを書いています。
今年配属された新人のメンターを任せていただいています。
彼女はすごく優秀でモチベーションも高くて、「身の丈を超える採用」を掲げる私の会社らしい、私をすぐに超える社会人になるだろうなと思える子です。
そんな彼女とした約束を、昨日ツイートをしたところたくさんの共感の声をいただきました。
今日は、ここに書いた本気の振り返りとは何をやっているのかを書こうと思います。
・成長したい新入社員の方
・新入社員をマネジメントしている方
・成長したいすべての方
へ届けられたらと思います。
◆本気の目標設定
私の会社の新人は、5月後半まで研修を行います。
彼女と、研修期間のゴールを「同期60人いる中で、1番本気だったのはこの子だったよね」と言われる状態にしようと一緒に決めました。
THE TEAMのAimの法則に則り、研修期間中の意義目標・成果目標・行動目標を設定しました。
詳しくはぜひTHE TEAMを読んでください(笑)
そして、上記目標をクリアできなかった時に彼女がしていそうな言い訳を聞きました。
一生懸命が故に、目の前の仕事に飛びついてしまって本来の目的からずれる行動をし、成果に繋がらなかったと言っていると思うと話してくれました。
そこで毎日のテーマを「圧倒的な基準の目的立脚」と起き、なんでこれをやるのか、本当にこれが成果を出すための一番の近道なのかを考える習慣を行動目標に加えました。
目標設定をした上で、大切なのは日々の振り返りです。
私の会社に入ってくる新人は全員優秀なので、能力に大きな差があるかというとありません。
毎日成長しようとする姿勢と努力が、大きな差になります。
本気で振り返り毎日成長する、をテーマに日報をきちんと書くことを彼女と約束しました。
彼女に振り返りの基準を伝えるために、私の日報も毎日彼女に送ることにしました。
◆〝本気〟とは何か
そもそも〝本気〟とは何か。
気合いや根性で片付けられがちな本気を、私達の部門のトップである麻野さんが言語化してくれました。私の部署には「本気のスタイル」という4つの行動指針があります。
私はこの「本気のスタイル」が大好きで、成果を出せた理由は何かと聞かれたら、このスタイルを毎日徹底していることだと胸を張って言えます。
これが必ずしも絶対解ではないと思いますが、参考までに私の解釈と一緒に記載できればと思います。
①goal setting 〜目標を具体化する〜
本気の人はひとつひとつの仕事に、明確な得たい成果=ゴールがあります。
世の中には、目の前の仕事に漫然と取り組む人も多いと思います。
例えば、今日はTHE TEAMのエッセンスを実践的に活用するための研修がありましたが
「勉強しよう」と思って聞いている人と、「今日の研修を完コピして社内で同じ研修をやろう」と思っている人ではインプットの質が違うと思います。
モチベーションクラウドの結果の報告でも、「現状を把握しよう」と思って聞いている人と、「半年後にスコアを10上げるアクションプランを3つ決めよう」と思っている人とでは、後者の方がパフォーマンスを出します。
本気の人は、ひとつひとつの仕事のゴールが明確です。
私たちはそれをgoal settingと起き、メンバーに「今日の打ち合わせのあなたの得たい成果は何?」と問うようにしています。
②face 〜足りない自分に向き合う〜
高い基準でgoalを設定すると、現状が明らかに足りていない場合が多いです。
その時に、「なんとかなるでしょ」と楽観的に自分の実力を過信したり、「どうせ無理でしょ」と環境や他人のせいにする方が楽です。
この目標はそもそも無理、この人数だと無理、このメンバーだと無理、いくらでも言い訳できます。
環境のせいではなく、無理な状況にさせている自分の原因は何なのか。
向き合う勇気が、多くの人にありません。
現実を直視する、原因に向き合う。本気の人は目標との乖離を正しく理解します。
③think 〜ありとあらゆる可能性を考え尽くす〜
乖離が分かったら、それを埋める策をとにかく考えます。ありとあらゆる可能性を、すべて当たります。
私はメンバーにフィードバックする時、「目から鱗」「自分では到底思いつかなかった」と言われるフィードバックをすることはほとんどありません。
「言われてみれば確かに」と言われるレベルのフィードバックばかりです。
「私に言われないと気づかなかったのか」と問うと、そうではない場合がほとんどです。
「本気で考え抜いているか」の違いだと思います。
もうほかに手段はない、くらいまで突き詰めて考えられているのか。
ゴールと現在地との乖離を理解したら、考え抜くことが大切だと思います。
④done 〜決めたらやり切る。戦略ではなく実行が命運を分かつ〜
最後はdoneです。やり切ること。
乖離を理解して、考え抜いて決めたら、あとはやり抜くだけ。私たちは戦略と同じくらい実行が大切だと考えています。
私は楽天さんの「GET THINGS DONE」という考え方が好きです。
THE TEAMでも紹介していますが、ファーストチェス理論によると直感で決めることは7割正しいのだそうです。であれば、決めたことをやり切ることが重要です。
最後は「決めたことを正解にしよう」という強い意志、執念が大切だと思います。
意思決定に迷うときは49:51くらいの微妙なメリットデメリットの差です。
その中で51だと思って決めた選択肢を、全員で頑張って60にする、70にするという執念が大切だと思います。
本気の人は、この4つのスタイルをひとつひとつの仕事に丁寧にやっています。
この本気のスタイルにこだわる毎日を、私自身も、私のメンバーにも、意識して過ごしてもらいたいと思っています。
◆本気の日報とは
最後に日報フォーマットを共有しようと思います。極めてシンプルですが(笑)、参考になれば嬉しいです。
この本気のスタイルに沿って、毎日を振り返ります。
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【今週のGOALSETTING】
①●●●
②●●●
③●●●
【今日のGOALSETTING/DONE/FACE/THINK】
朝:●●●
→DONE:〇 or △ or ×
→FACE:〜〜〜
→THINK:〜〜〜
昼:●●●
→DONE:〇 or △ or ×
→FACE:〜〜〜
→THINK:〜〜〜
夜:●●●
→DONE:〇 or △ or ×
→FACE:〜〜〜
→THINK:〜〜〜
【コメント】
〜〜〜
【明日のGOALSETTING】
朝:●●●
昼:●●●
夜:●●●
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朝昼夜ではなく、時間単位でさらに細かく区切る場合もあります。
ひとつひとつの仕事にゴールを決めること、できたできないに関わらずなぜその結果になったのか向き合うこと。
これを毎日続けた先に、大きな成長があると思います。
私もまだまだ振り返りの浅い日々が続いていますが、今回メンバーと毎日振り返る機会をもらったので、今一度最高に意味ある1日にするための振り返りを実践していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
また明日から頑張りましょう(^^)!
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