9ヶ月連続未達成だった組織が復活した理由
皆さん、こんにちは。
年の瀬ですね。私は実家で勝田家のCOO(chief 大掃除 officer)に任命されたので掃除頑張らないとと頭では分かりつつ、こたつでみかんを食べながらnoteを更新しています。
◆全社MVPに選んでいただきました
先日の全社総会で、全社MVPに選んでいただきました。
2018年はモチベーションクラウド導入社数全社1位、年間およびクォーターの導入社数ギネス更新、受注率部門1位など一定の成果は残せましたが、私としては「カンパニーを復活させる」ことに覚悟を持って挑んだ1年でした。
・拡大期のベンチャーでカオスな組織に悩んでいる人
・成果が出せなくて悩んでいる人
・高い目標に苦しんでいる人
・組織内での人間関係に苦しんでいる人
に届けたいので、成果を出せたポイントを今日は書きたいと思います。
◆エースが集まったカンパニーは全く成果を出せなかった
今年1月にモチベーションクラウドに特化をしたカンパニーが立ち上がり、社内でもエースと呼ばれる人材が集まりました。当たり前のように圧倒的な成果を出すことが期待されていたし、できると思っていました。
でも2018年9月末まで、9ヶ月間カンパニーは目標連続未達成でした。月を重ねれば重ねるほど達成率は低くなりました。
モチベーションクラウドは昨対200%を超える成長をしており、導入社数は2年半で700社を超えエンゲージメント領域のHR Techでは日本一です。決算資料はこちら。
事業としては頗る好調なのですが、私達は「すべての組織をこれで変える」と本気で思っているのでその基準で目標設定しています。
市場から注目されている新規事業、高い目標を追い続ける中で組織は疲弊していきました。
◆エンゲージメントを高めるプロダクトを届ける私達のエンゲージメントが低かった
能力が足りないとは思えないメンバーが集まっていました。でも成果は出ず、私も達成率20%というクソみたいな月もありました。
そんなカンパニーの中には「目標が高すぎる」「上司のマネジメントがイケてない」「メンバーのスタンスがイケてない」「他の人だって結果を出してない」と言った声がありました。
問題は私含む、メンバーのエンゲージメントの低さでした。
渦中の頃は一生懸命仕事しているので、「まさか自分たちのエンゲージメントが低い」なんて夢にも思いませんでした。
でも2018年8月のモチベーションクラウドのスコアを見て、すべて分かりました。
お恥ずかしい限りですが、スコアは急激に下がっていました。
その時に「成果を上げるにはエンゲージメントが大切。エンゲージメントを上げる最初の1人に、私がなる。」と決めました。
そうやって顧客に伝えてモチベーションクラウドを届けている私達が、それを証明しなければならないと思いました。
全員で何度も話し合い、どうやったら変われるか何度も何度も話しました。
仲間から「勝田は顧客は大切にしてるけど組織は大切にしていない」と言われてグハーッ!!ってなったりもしました笑。今思うと本当にそうだったと思います。ごめんなさい。。
でも「私は絶対変わる。だから思うこと全部言ってくれ。」と伝えたら、みんな前向きにリクエストするし自身も変わろうと本気で努力をしてくれました。こうやって腹を割って向き合える組織が最高だと思いました。
エンゲージメントに向き合う上で大切なのは、どんなにスコアが低くても何があっても、メンバーひとりひとりが「自分の数字」だと思って逃げないで向き合うことだと思いました。(まあでも傷ついた日は、家でのハイボールの量増えたけどな。)
そこからカンパニー全員が変わりました。
エンゲージメントを信じて、自身の役割を超えて、ひとりひとりが「カンパニーを復活させる」ことに本気で取り組みました。
◆エンゲージメントが上がれば成果が上がるのを、この目で見た
結果、12月末私たちはとんでもなく追い上げて目標をハイ達成しました。周囲からは驚異の大爆発と言われ、経営陣からも「ここまでやると思わなかった」と笑いながら言われました笑。
エンゲージメントが上がれば成果が上がるというのを、この目で見ました。
自分でも驚くような力が出たし、仲間が本気で頑張る姿に何度も勇気をもらいました。
私は4Q、3Qの10倍の成果を出しましたが、スキルが10倍アップしたわけではありません。自身の在り方が変わったから、成果が変わりました。
モチベーションクラウドってマジですげー、というのを自身で体感した1年間でした。
こんなに変わるのかって、こんなドラマみたいなことあるのかって、そんな風に思う感動的な年末を過ごせました。
2019年もモチベーションクラウドの挑戦は続きます。私達が誰よりもエンゲージメントを大切にして、今年を超えるドラマをカンパニーのメンバーと創りあげていきたいと思います。
多くの拡大期に悩むスタートアップにこの体験を届けたいです。
何をやったのかの施策一部をこちらに書いてみたので良かったら合わせて読んでください!
◆最後に
カンパニーのメンバーひとりひとりに心から感謝しています。みんながいなかったら絶対できなかったし変われなかったです。
入社してからずっとお世話になっている、カンパニー長の近藤俊弥さんには特に感謝しています。最高の上司です。
私がクソみたいな成果だった時の面談で「うわー面談やりたくない…なんて言われるかなあ…」と思いながら会議室に入ったら、
開口1番「まあ、俺は勝田を信じているから。」とだけ言われました。
「ああ、これは本当に私、変わらなきゃいけない。」と思いました。
この1年、最高に苦しくて最高に楽しかったです。
みんなとお仕事ができて本当に幸せです。来年も心が震える本気の仕事しましょう!
◆Twitterアカウント
https://twitter.com/@ayacos11