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夜の帳

静けさが街を包む
夜の帳が降りるその時に

一筋の光が
遠くの窓辺からこぼれる

その光に
孤独が照らされ
心の影が少し薄くなる

夜風が頬を撫でるたびに
何かが変わりゆく気配がする

星たちは囁き合い
月は静かに見守る

その静かな夜の中で
言葉たちが降りてくる
まるで夜空のかけらのように

一つずつ拾い上げて
それを詩に紡ぐ
夜が明ける前に
すべての言葉が形になるように

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