《ドラマ》光る君へ第34回感想
こんばんは。
Ayaです。
光る君へ第34回を視聴しました。
・興福寺による強訴。念の為彰子を清涼殿へ避難させるなど緊迫するが、意外とあっさり沈静化する。
→まひろ以外の女房たちは怯えているが、お姫様なので致し方ない。
まひろの提案で彰子が清涼殿へ避難させたが、避難先は藤壺の上御局か。
・まひろの局を訪ねてきた道長。源氏物語のおかげで、帝の御渡りはあるものの、帝と彰子の仲が深まりそうにないことを嘆き、まひろをせっつく。
→元カレの特権を生かして、まひろにどうにかさせようとする道長。まひろの言う通り、当人同士の問題でどうしようもないと思うぞ。
・倫子、四女嬉子を出産。6度目の出産。さすがに身体にこたえ、寝込んでしまう。
→当時としては超高齢出産。出産は命懸けの時代(定子をはじめ多くの女性が産褥で亡くなっている)、ふたりの妻(倫子・明子)が頑強でたくさんの子どもを儲けられたことが、道長の幸運のひとつであった。
この嬉子の誕生は長姉彰子が盛大に祝った。兄の養女となって、甥・敦良親王(後の後朱雀天皇)に入内、男子(後の後冷泉天皇)を出産したが、急死した。その後兄たちの娘たちは男子を出産できなかったので、彼女の死は摂関政治のおわりのはじまりであった。
・邸を焼かれ、放心状態の斉信ww。
・伊周の長男・道雅を蔵人に任じることを命じる帝。かわりに、道長はまひろの弟・惟規を推挙する。
→こんなに贔屓にしたら、『やっぱり右大臣様と男女の関係』と噂されてしまうのでは??
道雅は父伊周に反抗的な様子。実際幼少期が一族の栄華の頂点であったことは自覚していただろうから、公任と同じで不満を持ち続けていたぢろう。
このドラマは三条天皇側をあまりよく描いていないから、彼と当子内親王の悲恋は描かれないのかな。
・蔵人に任じられた惟規がひやかしにやってきた。姉弟がたわいもない会話を交わしていると、彰子が局を訪ねてきた。
→左衛門の内侍を下がらせるなど、彰子は二人の関係を理解している様子。だけど、作者本人に『物語のよさがわからない』とずばりいうのは、やはり世間離れしたお姫様という感じ。
ふたりが話していると、敦康親王がやってきて、彰子を連れて行ってしまう。しかし、彰子も敦康親王の前ではよく笑っていて、後世の逸話(敦康親王の立太子を阻止した道長に一番反対したのは彰子だった)を思い起こさせる。
・公任・斉信・行成らが『空蝉』を朗読している。
→行成だけ女性がいないのは、BL枠だから??
そういえば、我が家の推し・ロバート実資も読んでいたのかな??みんなの話についていくために読んでいただろうけど、内心くだらないと思ってそう。
・まひろの局を訪れる帝。あっさり道長の依頼であったことをバラしてしまうまひろ。
→あっさりバラしすぎやろww、まひろ。とてもスパイになれへんで!
・土御門殿で、彰子主催の曲水の宴が華やかに行われる。だが、宴が始まってすぐ、雨が降り出して中止を余儀なくされる。同年代の公卿たちと父の会話を聞いて、彰子は意外に思うのだった。
→藤壺の序列では低いはずのまひろと赤染衛門が彰子のすぐそばで座っている。このふたりは宮の宣旨らと違って、私人として彰子に仕えているという意味なのか??
俊賢が源氏のモデルに父高明を挙げていたが、高明は源氏のモデルとされる人物のひとりである。
源融(嵯峨天皇の皇子。六条院のモデル河原院を建てた)を骨格として、様々な人物を取り入れて執筆した。
・例の檜扇を見つめ、かつての自分と道長を思い出すまひろ。筆をとり、新しい物語『若紫』の冒頭を書き出すのだった。
→やっぱり若紫は自分自身がモデルか。でも源氏と若紫だと犯罪臭がするけど、道長とまひろだとしないんだよなー、道長が若いからか?
・敦康親王が病に倒れる。親王は彰子や道長には懐くが、伊周には全く懐かない。
→一条天皇の意向で親王は伊周・隆家から隔離して育てられていたから、実際もこんな感じだろうな。
伊周かわいそうだけど、彰子に皇子が生まれると、そっちに奉仕し、敦康親王とはさらに疎遠になったらしいから、仕方ないよな。
・御嶽詣に嫡男・頼通を引き連れて出発した道長。伊周が差し向けた暗殺犯の魔の手が‥!!
曲水の宴、とても美しかったです!
やっぱり若紫は自分がモデルか!一番のキャラだもんね!
次回は道長の御嶽詣のようです。そのおかげかで帝と彰子の仲もやっと深まる‥??