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発達障害で教室に入れない中学生の息子が苦手な『感想』を聞いてみた…
うちには、発達障害で別室登校の中1の息子がいる。
私は元々、映画鑑賞や観劇が好きなので、私が観に行きたい時には、息子に一緒に行くかを聞く。
息子は、「やらない後悔より、やる後悔。」と言うので、大抵、付いて来る。
最近、『すずめの戸締まり』という映画を家族で観に行った。
案の定、私は号泣だったけれど、息子に感想を聞いてみた。
感想が苦手なのは、百も承知だけれど、どんな返答が返って来るか分からないので、とりあえず聞いてみた。
「心動かされた場面がいくつかあった。」
だそうだ。
具体的な感想ではないけれど、私からしてみたら花丸の感想。
そして先日、『えんとつ町のプペル』のミュージカルも息子を連れて観に行った。
ちなみに『えんとつ町のプペル』の映画の方は、息子も連れて5~6回は映画館に観に行ったので、内容は把握しているはずで、最後の方は「また~?もういいよ。」と言われてしまう程、映画を観た。
ミュージカルに関しては、手拍子だったり、手をヒラヒラとさせたり…ほんの少しだけれど一緒に参加型的なミュージカルだった。
息子は手拍子とかはしないかもな…と思っていたけれど、ちょっとリズムが違ってはいたものの、ふと隣りを見ると手拍子してるではないか!
ちなみに最後はスタンディングオベーションで、あまりに素晴らしかったので私も立ち上がったけれど、横を見たら、息子も立ち上がってアンコールの手拍子をしていた。
私自身は大好きな演目なので、そりゃもう嗚咽で体が揺れてしまうのを必死に抑えなければならない程の大号泣だったけれど、息子に感想を聞いてみた。
「途中、あくびが出て涙が出ちゃった。」
だそうだ。
素直に、感動して泣いた…とは、恥ずかしくて言えないお年頃なのだろうか。
学校なんかで書かされる『感想文』にすると、だいぶ原稿用紙が余ってしまうような感想だけれど、それでも、まぁこんな感想も良いんじゃない?
と思った出来事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇