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【ミステリ雑談】アフリカンバイオレットをお迎えしてみた。
「細かいことが気になるのが、僕の悪い癖」
ミステリ読みっぽく、たまにはミステリに関する話を。
……といいながら、今回のネタはドラマ『刑事コロンボ』です。
ミステリを読んでいると、背景の小道具が気になってしまうんです。
例えば、カーの『皇帝のかぎ煙草入れ』、タイトルにもなっているこのかぎ煙草入れは『皇帝ナポレオンが所持していた、懐中時計の見た目のかぎ煙草
入れ』なのですが、本当にそんなものがあるのかどうか、とか、あるなら展示されていたり写真があったりするだろうか?とか、実はレプリカがお土産物屋さんにあったりしないだろうか……?とか、読んでる最中にうっかり調べ始めてしまうんですよね。面白かったミステリは、読んだ記念に、ゆかりの品が欲しくなる病に罹患しています。
『青いガーネット』もいいですね。ガーネットでなくても、青い宝石っぽいものをそれっぽく飾ってみたくなったり。あぁ、でも『まだらの紐』の紐はノーサンキューで。
『刑事コロンボ』11話『悪の温室』
なるべく本筋のネタバレしないように気をつけます。
ドラマ『刑事コロンボ』といえば、犯人を追い詰める際に、コロンボのセリフから出てくる「ウチのカミさん」。1話では「そんな人物本当はいないだろう!」なんて犯人に言われてしまうのですが、回を増すごとに存在感が強くなっていく。電話で話したりとか、一緒に旅行に行ったりとか。ただし、画面には一切出てきませんし、声も出てきてないですね。電話のシーンもコロンボの声しか聞こえないので、具体的な話の内容は不明という。
ちなみに結構ほかの親族もネタにされています。甥っ子とか。
で、『悪の温室』のカミさんのネタは、園芸のめりこみ過ぎ犯人に、「カミさん、アフリカンバイオレットに凝ってましてね」と話を振るシーン。
更に「八方手を尽くしたんですが……」とコロンボが持ってきた鉢にはしおれたアフリカンバイオレットが。
セントポーリアって言うらしい。
「アフリカンバイオレット」聞きなれない名前の植物ですが、日本では「セントポーリア」の名前で売られていました。昭和末期に大流行したそうです。さすがに覚えていませんが。
園芸売り場での流通時期がわからなかったので、とりあえず、ホームセンターに行ったときには園芸売り場を覗いて、あったら欲しいなーくらいのノリでいたのですが、昨年の11月末に、カインズの園芸コーナーに置いてあるのを見つけました。
冬コミ直前で修羅場中なので、お世話できるかで迷ったのですが、結局購入。
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カミさんを超えられるか?!
冬コミの修羅場と引っ越しの移動を経て、こちらどうなったか?!といいますと。
こうなりました。
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花は落ちてしまいましたが、元気にしています。
カミさん!結構強いよコレ!しおれさせるのは、ちょっと才能だよ!!
……といっても、自動水やり鉢に栽培用ライトを使っているので、ズルをしているといえばそうかも。
ライトを使えば、完全室内イケるとのネットの記事を見たので、amazonで安い栽培用LEDライトを設置しています。
春になり、室温も上がってきたので、また花がつけば嬉しいなぁと思いつつ眺めています。