#13 威神V『ON THE Way』の日本アリーナツアーに参加して
威神Vというアイドルグループはご存知ですか。
東方神起や少女時代などを輩出した韓国大手事務所「SMエンターテイメント」が手がける、中国・台湾・マカオ・タイから集まった6人組ボーイズグループです。
歌は中国語・韓国語・英語・日本語と、あらゆる言語をカバーしたまさにグローバルグループ。
今回はそんな威神Vの初のコンサートツアーに参加してみたので、感想を書き記しておきたいと思います。
名古屋公演で威神V「コンサートに感動
私が最初に参加したのは、8月18日の名古屋2日目。
余談だけど、威神Vは2019年にデビューしています。そこから、コロナ禍の活動制限やメンバー脱退などでタイミングに恵まれず、2024年デビュー6年目にして初めてのコンサートツアーでした。
そんな記念すべきコンサートツアーが名古屋から始まることが決まり(そこは中国じゃないの?!と思ったけども、日本で始めてくれるのは嬉しい限り)、是非行きたいと思って、一人で大阪から名古屋まで足を運びました。
初日は残念ながら、仕事が入ってしまったので二日目。
席もスタンド後方であまりよくなかったのですが、隣りにインドネシアからきたファンの方がいたので、公演前にお喋りしました。
これまた余談ですが、日本ではテンが圧倒的人気なのですが、インドネシアではヘンドリーが圧倒的人気なのだそう。
隣に座っていたインドネシアから来たファンの方も、もちろんヘンドリー推し。国によって、人気メンバーが異なるのは面白いです。
コンサート自体は2時間半くらいで終わったと思います。
正直いうと、名古屋公演の記憶はほとんどないのです。日にちがもう1ヶ月以上経ってしまったのもあるけれど、ずっと感動しっぱなしだったから、感動していたことしか記憶がない。笑。
今まで威神Vがコンサートをすることはあっても、フェス的なもので30分程度しか持ち時間がありませんでした。
わー!っと気持ちが盛り上がってきたところで終了。とても悲しかった記憶があるので、何時間も威神Vの音楽「だけ」を聴けるのは、とても贅沢で幸せな時間でした。
神戸は二日間入ったよ
名古屋から1ヶ月ほど経って、神戸公演でした。日本で二都市目。
名古屋から神戸までの1ヶ月の間、威神Vは中国でのツアーをしていて、名古屋ではぎこちなさのあったステージも、神戸ではかなりライブ慣れしていたと感じました。
メンバーもステージ上で余裕があるのを感じられました。
個人的に印象的だったのが、テンがお客さんを乗せるのが上手いということ。ペンライトの振り方を誘導したりして、初心者でも楽しみやすいコンサートだったのでは?と思います。
あと、お客さんに話させるということ。
例えば、韓国のアイドルは必ず「こんにちは、〇〇です!」とメンバー全員で挨拶するのが慣例です。でも、威神Vの場合は、「ファンも挨拶してください」とファンが話す場面を作る。
他にも、「セクシーな威神が好きですか?キュートな威神が好きですか?」と客に尋ねて、観客が声を上げる場面を作る。
声を出したり、ペンライトを振ったりする場面を、積極的に作ってくれてる印象でした。
これまでいろんなアイドルやバンドのライブを見てきたのですが、面白いライブってお客さんにリアクションさせるんですよね。
一方的に魅せるライブは、いくら完成度が高いライブでも、お客さんは少し飽きてくる時間が出てきます。逆に、観客が体を動かす場面が多いと、楽しくて時間があっという間に過ぎていきます。
あと、番組などではあまり話す印象のないヘンドリーですが、ライブでは周りを見てうまくステージを回しているのが印象的でした。
威神V、意外と?全員話せるのが強みな気がします。
中国人の気質なのか、中国から韓国に来て芸能活動しているからなのか、度胸もある気がします。
コンサートの曲は、初のコンサートなのに、すでにアルバム(ミニアルバムや日本アルバム含む)8枚も発売した後なので、全部の曲を生で聴けなかったのが残念です。
それでも、過去の名曲を盛り合わせたようなライブで、セットリストはかなり豪華でした。
個人的に印象に残っているのは、
Miracle
Domino
Deep Ocean
Broken Love
Moonwalk
でしょうか。
逆に聞きたかったなぁ〜と思うのは、「After Midnight」「Face to Face」「Try My Luck」あたりです。
Phantomのアルバムはセトリ落ち多かったですね。結構好きな曲多かったので、残念です。次のツアーで見れることを期待します。
最終日はライブ配信見ました
最終日はライブ配信を見ました。セットリストは、多分ずっと同じです。
現場に行けないのは残念ですが、私は基本的に推し(クン)しか見ていないので、ライブ配信だといろんなメンバーがじっくりと見れて、これはこれでよかったです。
メンバーの表情とかもしっかり見える。
こういう顔しながら歌ってたんだ〜とか、新たな発見がありました。
あと、見ることに集中できるのもよかったです。現場だとペンライト振ったり、前の人が邪魔で見えないなぁ〜とかいろんなことに気を配らないといけないので。
聞くこと・見ることに集中できて満足度高めでした。
いよいよ日本デビュー
威神V、デビューから紆余曲折ありましたが、いよいよ日本デビューも果たしました。
私のON THE Wayはここまでですが、また来年ツアーで会えることを期待しています。(あ、その前に今年中にフェスで会うかもですが。)
久しぶりに楽しいコンサートツアーだったので、noteに記録しました。