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08:We'll meet again.
また、お会いしましょう
タイトルの「We'll meet again」は歌手のVera Lynnの曲名で、第二次大戦中にとっても人気が出たものらしいです。
クリストファーと坊ちゃんの関係なんかを思って付けたものでした。
この話から、レーベルを離れて自分で漫画を更新し始めて、もちろん原稿料はゼロなので、ひとりでこれをやってたと思うと狂気の沙汰なのですが…今またこうして新たに写植してもらって読んでいただけていると思うと、非常に感慨深いです。
クリスとキディの関係とかもっと丁寧に描けたろうと思う部分もあるんですが、この辺からやりたい放題始めたこともあり、今見てもいいな~と思っちゃう原稿です。絵がいいよね~笑。
聖地巡礼のススメ
で、ここでクリスとBBが落ち合うティールームは、実在の場所をモデルにしています。
漫画と違ってロンドンではなく、Bradford-on-Avonという町にある「The Bridge Tea Room」というお店です。
ツイートで紹介してました↓
ロンドンから電車で約2時間のBradford-on-Avonにある「The Bridge Tea Room」というカフェが素敵なので見てほしい🍰
— 竹内絢香🇬🇧 (@ayakatakeuchi56) October 10, 2018
1500年代の建物で内装は美麗なヴィクトリアン、おいしいアフタヌーンティーが£20前後(破格!)で楽しめてなんと店員さんがメイド姿!
実は漫画にも描いちゃったので、皆さんもぜひ…! pic.twitter.com/qMWPFY57i3
ここほんとにお勧めでして、ヴィクトリアンな戸建てで提供されるアフタヌーンティーがかわいいうえに手ごろでちゃんとおいしい、店員さんはメイド姿、その上町全体がロンドンからの一日観光にぴったりの距離&規模感のステキな田舎なので、また渡英が可能になった際にはぜひ再訪したいなぁと思っています。
実際に行ってみると、入り口や天井が低かったり、お店がなんとな~く傾いていたり…1500年から建っているという歴史を体感できます。
私はオープンと同時にお伺いして、お客さんがほとんどいない時間だったので「実は漫画家なんです…」とお話ししてバシバシ資料写真を撮らせてもらったりしました。
店員さんがめっちゃフレンドリーだったんですが、なんと店員さんの妹さんが漫画やイラスト好きっていうことで私のインスタをフォローしてくださっているという奇跡!!まであって、お土産にハウスブレンドの紅茶をもらって帰る…という夢のようなひとときでした。
ちなみにこの町、お隣が温泉保養地として有名なBath(バース)なので、併せて観光するのもいいかもです。
バースは『高慢と偏見』などの作家・ジェーン・オースティンゆかりの地でもあり、記念館なんかもあります。(なので、先のティールームのオリジナルブレンドは「オースティン」という名前でした。)
いや~書いてて早くイギリスに行きたくなってきた…コロナよはやく収まって…。
今週のお便り
それでは恒例のお便りです~。
すっかり春めいてきましたが皆さんお元気でお過ごしですか?
私は今週も黙々とイラスト本の制作にいそしんでおりました。
警部めちゃくちゃ描いた!!
かなりいい感じにできているのではないかと思ってます。
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Takeuchi BOX
漫画家・竹内絢香の好き!を詰め込んだ、「Takeuchi BOX」です。英国ネタから日々の考えまで、竹内がこれ超いいじゃん!と感じたものご…
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