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パン友から聞いた更年期の辛さと妻・母としての苦労
学生時代の友人でもなく、仕事関係でもなく、ママ友でもない、ただパン好きで繋がる同い年の友人。5、6年ぶり?もっとかも(前回あったのがいつだったかもお互い忘れている)に、ちょっとしたことがきっかけで会うことに。
「だいぶ太ったからわからないかも」って言われてたけど、そんなことないじゃん!私もシワや白髪が増えまして・・・みんな変わりますわ。
ランチしながら、この数年を埋めるかごとく怒涛のトーク。おば同士は、呼吸をするようにおしゃべりしますから。
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更年期の学びをしていることを伝えたら、実はさ〜、と色々と個人的な悩みが。
パン好きが高じて、人気パン店の製造のバイトをしていたら、体が悲鳴を上げて大病をしたそう。 好き>体力の限界だったらしい
女性に多い、鉄分不足。もともと貧血気味だった彼女は、鉄分のサプリや錠剤が体質に合わず、注射で鉄分の投与をしていたそう。効果はててきめんで、だるさが吹き飛び、「私って元気ジャン!バリバリ働けるわ」ってなって、過労に気づきにくくなっていたのかもしれない。
年だから仕方ない、と体の不調が当たり前になっているアラフィフ女子。
症状は自分の体からの声(時にはSOS)だと思って、耳を傾けていかないとね。
大したことじゃないんだけどね、と前置きして彼女は「特に慌てたりするとめちゃくちゃ汗をかくの。特に頭。シャワー浴びたの?ってくらい髪から滴り落ちるほど。スーパーでオンライン決済にまごつく時とか」と髪をかき上げながら言ってました。
ホットフラッシュは更年期症状の代表格。あるある〜の共感の声も出てくるくらい、びしょびしょという言葉がぴったりという具合なのです。
更年期の症状というのは、ホルモンの低下(卵巣機能の低下・停止)による要因以外に、性格的要因(まじめで頑張り屋)と環境要因(仕事・子育て・介護など)があるんですよね。
環境要因結構あるよねーというのが共通の話題。
私も、2月にオットが交通事故にあって、退院後の自宅療養では、これが定年後の介護のリハーサルかと思ったなー。その前にも父親が肺がんなってしまったりと落ち着かない日々があったんで。
アラフィフの育児。彼女は中学の思春期の子どもへの対応に苦労しているよう。(子どもがまだ小学生の私はその苦労はまだ未経験)隣にも座らせてもらえないし、いつも機嫌がすこぶる悪いとか。
(私は尾崎豊の「15の夜」がBGMのように頭に流れてきた)
思春期も更年期もそれぞれの葛藤があるのかな。
アラフィフになると、自分の体の不調やわかってほしいことは何かしらの形で伝えられるけど、思春期はうまく伝えることができないから、もやもやも膨らむからかもしれないですね。
更年期は当事者だけでなく、周りも理解することで・・・とよく講座でも言うけれど、思春期もそうなんだろうな。
そんなこんなで、気づいたら2時間半。食後のコーヒーも底が見えて。
最後はパン友らしく、最近お気に入りの粉の話、新調したニーダーの話、パン教室を開催する場合の集客についての話(妄想)で盛り上がり別れたのでした。