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ベルリンでフリーランスビザ取ったよ③

こんにちは、ドイツで絵描きをしているハタです。
今回は、フリーランスビザの面接について詳しく書きます。

①で書いたこと:ざっくりとしたわたしの個人的ビザ申請の流れ

②で書いたこと:必要な書類

③(この記事)で書くこと
・面接までに準備したこと
・外国人局の雰囲気
・面接
・ビザの受け取り


・面接までに準備したこと

まず、わたしはドイツ語が全く話せないので、ドイツ人のお友達に通訳として付き添いをお願いしました。どういうビザを申請しているのかやこれからどう活動していきたいかを事前にお話しました。

また、書類は念の為すべてプリントアウトしておきました。

・外国人局の雰囲気

予約時間の30分前頃に外国人局に着きました。入口前はカオスでした。。。たくさんの人でごった返しており、みんな入口の係員の人に質問したり周りの人に尋ね合ったり。もちろんすべてドイツ語なのでわたしには何が起きているのかさっぱりでした。お友達に来てもらってほんまに良かった、、、。
お友達が係員の人に質問してくれ、長い列に並びました。入口で検温(おでこに機械をピッとするやつ)を受け、無事入館。

自分の国籍や名前のイニシャルによって細かく部屋がわけられており(これはコロナ関係なく元々だと思いますが)、待合室には私たちを含めて3組しかいませんでした。

建物内で人とすれ違うこともあまりありませんでした。
どうやら予約の何十分前でないと入館できない等の細かいルールがあったようです。とてもシビアでした。

・面接

いよいよ面接本番。緊張しながら入ると、タトゥーだらけで短髪の気の強そうなおばさま。挨拶しても笑顔はなし。ひい、怖い。わからないドイツ語ってなんかぶっきらぼうな、怒ってるような感じに聞こえちゃって更に怖い。

ドイツ語で質問され、お友達に訳してもらい、英語で答え、お友達がそれを訳す、の繰り返し、、、

その間もツーンっとした雰囲気。コワイ。

わたしは大学で映像制作を学んでいたのですが、ビザは絵描きをメインで申請したので、学んだことと絵描きとどう関係があるのか聞かれました。そこを友達が、ビジュアルを制作するという意味では共通している、的な感じでうまく説明してくれ(ほんまにありがとう泣)無事クリア。

あと、このコロナの状況で仕事はあるのかも聞かれました。わたしはプロジェクトの予定はいくつかありますとだけシンプルに答え、それ以上は何も聞かれませんでした。

書類は全てプリントアウトして持って行きましたが、PDFで提出したもの以外のもの何か持ってきた?と聞かれ、いやないです、と言ったら、おけ、じゃあ見せなくていい、と言われました。(ほんまはモチベーションレターという、自分の言葉でやる気あります頑張ります的なことを書いた1枚の紙を持っていっていたのですが、なぜかビビって出さなかった)

そのあと1回待合室に戻り、またすぐに呼ばれ、部屋に戻ると、おばさまと友達がベラベラと話している、、、その間心臓ドッキドキ。

そして1枚の紙を目の前に出されました。ドイツ語全部読めないけど2023年6月30日って書いてあるのはわかる。、、、3年!?

どういう審査で決められたかは全く分かりませんが、こうしてわたしは最長の3年のビザをいただきました。

貯金額も学位もドイツ語のレベルもキャリアも関係ない、、、ぽいです。


・ビザの受け取り

コロナ禍でなければ、外国人局にある機械で申請料を支払うらしいのですが、現在は振り込むシステムに変わっていて、後日振込先の詳細が郵便で送られてきました。(確か8月に入ってからのことでした)

面接時に、振り込んだあとパスポートを持ってまた外国人局に来るように案内を送りますと言われたのですが、状況が変わったらしく、滞在許可証が郵送されてきました。(これは確か7月中には送られてきていました)

本来であれば、パスポートの1ページにビザが貼られますが、プラスチック製の滞在許可証をもらえたのでパスポートを持ち歩く必要がなくなりました。やったー。


以上がわたしのビザ申請体験談です。
前回も書きましたが、コロナ禍であってもなくても、担当者によって見る書類や判断基準が全然違うように思います。

それでも時期も少しは関係しているのか、わたしとほぼ同時期に申請した人で3年下りた人が何人かいました。つい最近聞いた話では、12月現在は半年しかもらえてない人が多いという噂も。。。

特に今はコロコロ状況が変わっているので、色んな人やネットの情報は仕入れつつ、でも当てにしすぎない方がいいと思います。

本当にたくさんの方にアドバイスや情報をいただき、励ましてもらい、助けていただいて取得することができました。先輩方やお友達には感謝してもしきれないです。らぶ。

わたしもたくさんの方に助けていただいたので、今回このような記事を書きました。誰かのお役に立てれば嬉しいです。


では、Tschüss!

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