寄せ集めグループを"チーム"に変えた2つの方法
こんにちは、rootデザイナーの轟です!
ジュニアデザイナーとして、rootに入りもう3ヶ月が経ってしまいました!めっちゃ早い!!
最近rootに入社して初めてプロジェクトのメンバーとしてアサインされ、「クライアント向けのサービス説明資料」を作成しました。 rootが提供しているサービスについて、過去の実績や専門性や強み、クライアントに届けたい価値とあわせてまとめた資料となっています。
初めはメンバー同士がうまくまとまらず不安でいっぱいでしたが、最終的には結成当初では考えられないくらい、1つのチームになることができたと感じています。
今回は、バラバラだった私たちのチームがどうやって1つにまとまったのかをお話していきます!
不安を抱えて始まったプロジェクト
チームメンバー3人とも一緒に仕事をするのは今回が初めてで、互いのことをよくわかっていない状態でプロジェクトが始まりました。
そのため、キックオフの際も案件の話題が淡々と進み、聞きづらい発言しづらい雰囲気がありました。
チームの雰囲気が良くないままプロジェクトが始まり、私は漠然とこの状態のまま進めてもうまくいかないのではないかと不安に感じていました。
状況を打破するためにした2つのこと
他のメンバーも同じ雰囲気を感じており、私たちは2つのアクションを起こすことに決めました。
1つ目は、プロジェクト開始前にチームビルディングを行うこと。
2つ目は、プロジェクト期間中に毎日デイリーミーティングを実施すること。
結果的に、この2つのアクションはチーム内の雰囲気を大きく変えるきっかけとなりました。
1. チームビルディング
チームビルディングで行ったことは、以下の3つです。
①メンバーの性格タイプやストレス要因を理解する
②メンバーの得意・不得意、好き・嫌いを理解する
③それぞれの価値観を知る
①メンバーの性格タイプやストレス要因を理解する
私たちはFFS理論を使って、チームメンバーの性格タイプやストレス要因を理解しました。 これにより、メンバーがどのような状況下になるとパフォーマンスが低下するのかをお互い理解し合いました。
「こういうところ似ているよね、違うよね」そんな会話をしながら、メンバーの資質を認め合っていこうとする雰囲気がとっても良かったです。
このため、コミュニケーションの際に相手に適切な配慮ができ、お互いが気持ちよく仕事を進めることができるようになりました。
↓実際にやったFFS理論
②メンバーの得意・不得意、好き・嫌いを理解する
スキルマップを用いて、自分が得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなこと可視化し、お互い共有し合いました。
この取り組みにより、ここは頼ってほしい、逆にここはフォローしてほしいなどをすり合わせることができました。
「苦手なところはお互い補っていきましょう!」という声かけで、私はとても安心したのを覚えています。
メンバーの得意・不得意がわかっていることで、プロジェクトの中で不明点があった場合も誰に聞けばよいか迷うこと無く安心感を持って相談ができました。また人の不得意な部分は積極的に力になろうと動くことができました。
③それぞれの価値観を知る
モチベマップは、自分自身が何を大切にしているかを可視化するためのツールです。私たちは、チームメンバー全員がモチベマップを作成し、それを共有しました。
↓参考にしたモチベマップ
関係性が浅くお互いのことをよく知らなかったからこそ、私も仕事をする上で一番大切にしている「修行/学習」が3人の共通点だったという大きな発見がありました。ここからこの3人の集まりを「のびのびチーム」と名前をつけました。3人はチームなんだという一体感が高まり、私自身も段々と愛着が持てるようになっていきました。
2. デイリーミーティング
デイリーでは以下4のつことを行いました。
①メンバーの誰か1人がグッドアンドニュースを共有する
②メンバーの仕事の進捗報告
③仕事の相談や成果物のフィードバックをする
デイリーで特に良かったのは、グッドアンドニュースの共有と相談・フィードバックの時間でした。
①グッドアンドニュース
グッドアンドニュースは、メンバーに起きた良い出来事をラフに共有します。 メンバーの近況や面白い過去の話を知ることができ、チームメンバー同士の距離が縮まったように感じました。実際にデイリーやミーティングでは笑顔がめっちゃ増えました。 また、グッドアンドニュースを繰り返すことで話すハードルが下がり、「ちょっとハドルできませんか?」というコミュニケーションが増えました👇
初めてのお仕事で進め方に不安があった私にとって、気軽に相談できる環境があるのは本当に良かったです。
②相談・フィードバック
昨日作業してできたお悩みや成果物のフィードバックをチームメンバーでします。
相談・フィードバックの時間は特に入社したばかりの私にとっては、すごくありがたかったです。
人に話しかけるのに緊張したり、理解できないことが多くありましたが、デイリーの相談・フィードバックの時間が固定であったおかげで、気軽に相談できて、課題も早急に解決することができました。
さらに、みんなで考えたり、悩みを共有し、一緒に問題解決を毎日繰り返すことで、日に日にお互いの仲が深まっていくように感じました。
毎日の相談やフィードバックは、問題解決の為だけではなく、チームが一丸になることにも大いに役に立ったと思います。
お互いと向き合う努力をした結果
チーム結成当初は、最悪の雰囲気でお互い不安しかない私たちでしたが、お互と向き合う努力をした結果、私たちのチームの雰囲気は激変しました。
実際に、チームのメンバーに活動を通しての変化を聞いてみるとこのような意見が返ってきました👇
チームに愛着が湧いた。みんなに喜んでもらえるために頑張ろうと思えた。
チームっていいな〜って再認識できた!
良いチームでプロダクトを作れたという経験ができたので、他PJでも活かしていきたいと思った。
チームで働くことの意味を感じられた。
「仕事」以外のメンバーの気持ちや背景をわかった上で進めた方が、仕事だけを進めるよりうまく進むと思った。
これをみると、ほんとにほんと〜〜に、結成当初の私たちでは考えられないくらい良いチームを作ることができたと改めて実感します笑
お互いと向き合うことが出来た私たちですが、振り返ってみると自然とrootのバリューを体現していたことに気づきました。
rootのバリューの中にある、”人に向き合い共創する”ということは、まさに私たちが今回のチームで行なっていたことではないでしょうか。
私は今回の活動を通して”人に向き合い共創する”を実際に体現したからこそ、バリューに対して今までより深く理解し人と向き合うことの大切さを実感することができました。
人と向き合い良いチームをになり、良いプロダクトを作れたという経験は働く上での素晴らしい財産になったと思います。
この経験を、これからのプロジェクトにも存分に活かしていきたいと思います!
そして!!
実際に私たちのチームが作成した資料がこちらになります👇🎉
是非ダウンロードしてみて、rootという会社がどんなものなのかを知るきっかけになれば嬉しいです!
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rootでは、Visionである「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」の実現のため、デザインの根源的な力をより多くの人々、より多くのものごとへ活用することで、世界をより良く前進させていきたいと考えています。
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