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【第3回】動画クリエイターによる動画広告の作り方講座

こんにちは、Ayaka(@aaa_1205)です。

前回、動画広告の作り方講座第2回目を投稿したので今回は第3回目となります。
1回目を読んでいない方は、こちら
2回目を読んでいない方は、こちらよりぜひ。

前回は、動画に必要な素材の準備や制作、動画全体の世界観を決めました。今回は、それらをベースに実際の動画広告を制作したので、そちらをベースに解説していきます。


動画広告のサンプルを公開

今回は、架空サービス「ABCジョブ」の動画広告で、第1回目・2回目で解説してきた内容の集大成として実際にサンプルの動画広告を制作してみました。

以下、Youtubeに飛びます。

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サンプル動画広告

動画広告制作の3rdステップ「動画広告の制作」

では、動画広告の具体的な作り方について解説していきます。

1.文字起こし
2.冒頭のデザイン制作
3.エフェクト、アニメーション表現の決定
4.全体シーン制作
5.トランジション制作
6.全体調整・確認(自分自身で)
7.完成

1.文字起こし

制作の手法は動画編集者によって違うと思うのですが、私の場合はまず「文字起こし」を最初に行います。

ラフコンテをそのままAfterEffects(やその他動画編集ツール)上に落とし込むイメージです。

15秒尺の動画に内包するテキストを全シーン分最初に作り、それぞれのシーンのテキストが可読性を維持するよう、尺調整をしていきます。

2.冒頭デザイン制作

冒頭の2〜3秒のインパクトや強い印象によって動画の視聴率はかなり変わってくるので、最初のイメージはとても重要です。
Webサイトでいう「顔」の部分で、ここの作り込み具合によって全体のクオリティにも影響がでてくるので、色やフォント・デザインのあしらい・背景などをしっかり作り込みます。

以下は、文字起こしの際に作ったBefore(左)とデザインを施したAfter(右)です。強調したい部分に対して、色やシェイプを使って、なるべく瞬時に伝わるように意識しました。

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3.エフェクト、アニメーション表現の決定

1つの動画内で10個も20個もエフェクトを使うと全体の統一感が損なわれてしまうし、文字も読みづらくなってしまいます。
あくまでも広告として機能させることを念頭において、効果的にエフェクトを使っていきます。

具体的には、
・テキストを強調するエフェクト
・イラストや要素などに加えるちょっとした動き
はそれぞれ1〜2種類までに留めるのがベターかと思います。

カッコいいエフェクトや奇抜な表現などもクリエイターとしては取り入れたくなる気持ちはありますが、広告という目的を果たすことを忘れないようにします。


4.全体シーン制作

冒頭のデザインや全体に採用するエフェクトやアニメーション表現がおおかた決まったら、それを全シーン分制作していきます。

特に強調したい部分などがあれば、あえて統一感を無視してそこだけ変わった動きを加える、とかもアリだと思います。ただし、それも1〜2箇所に留めた方が効果的かな、と思います。

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5.トランジション制作

トランジションというのは、そのまま訳すと「移行・変化」という意味なのですが動画編集におけるトランジションは、シーンの切り替え部分のことを指します。

スライドやワイプ、フェードイン・アウトなどいろいろな手法がありますが、こちらも3同様に1つの動画内ではできるだけ1〜2種類のトランジションにした方が良いかと思います。

華美なトランジションにしたりすると、動画の内容よりも動画の動きに目を奪われて、ターゲットに伝わりづらい動画広告になってしまう恐れがあります。

なので、動画広告においてはわりとシンプルなトランジションにすることが多いです。

6.全体調整・確認

最後までできあがったら、一度通しでプレビューしてみます。
たいていの場合は、確認してみると直したい箇所がでてきたり、見落としていた部分や漏れがあったりします。

それらをみつける作業だと思って、1つ1つのシーンに目を凝らして確認していきます。

微調整・修正をして完成度を高めます。


7.完成!

これで完成です!

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サンプル動画広告


さいごに

今回は実際に動画広告を制作し、その工程をざっくりと解説しました。
動画広告の作り方講座、一旦内容は以上になりますが、番外編?として、AEのプロジェクトファイルの中身についてや、コンポジションの整理方法・よく使うプラグインなどもいつかまとめられたらなと思っています。

もし、知りたいことなどあればぜひコメントください^^
私がお伝えできることがあればnote執筆します。

それではまた〜!


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