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【体験談】フリーランスの5つのメリットを解説【デメリットも理解しよう】

こんにちは、Ayaka(@aaa_1205)です。
フリーランスになって約1年経過しました。Webデザイナー歴は約8年。動画編集は約1年半ほど。フリーランスになって人生変わったな、と思うのでフリーランスのメリットを解説します。


フリーランスの5つのメリット

メリットがあればデメリットもあります。
その事実をどう捉えますか?


■メリット
・会社の人間関係とやらに悩まない
・無駄な雑務が発生しない
・無駄なコミュニケーションが発生しない
・どこで仕事してもOK(コロナ禍でもフルリモートで安全に仕事できる)
・仕事を選べる

■デメリット
・確定申告など自分で管理しなければならない
・収入には波がある
・社会的信用があまりない

こんな感じでしょうか。
まず、メリットから見ていきます。


【フリーランスになるメリット5つ】

会社の人間関係とやらに悩まない

これとても大事です。会社って不特定多数の人が大勢いて、自分が一緒に仕事をしたい人は選べないですよね。

部署の配属とかも「運」みたいなもので、自分が良いと思える部署なら良いですが、合わない人たちが大勢いるところで仕事するっていうのは地獄です。

私も一時期、それで胃に穴があきそうでした。
「なんで仕事するために来てるのに、人間関係でストレスを抱えなきゃいけないんだ?」といまでも疑問です。

フリーランスはその点、おおかた一人で仕事できるし
必要なコミュニケーションはZoomやGoogleMeetなどで打ち合わせすれば仕事上、何も問題なし。
人間関係でストレスをためるってことが一切なくなりました。


無駄な雑務が発生しない

これも重要ですね。会社ってみんなで仕事を回していて、それなりの規模の会社になると、会社を楽しく・明るく・そして仲良く!というような雰囲気を作って離職率を下げる試みなどもしますよね。

本来、自分の職業はデザイナーでも、

・社内ブログの更新をしてほしい
・課題図書を読まなければならない
・週1はランチを一緒にとらなければいけない
・退職者の送別会や入社者の歓迎会や総会などの飲み会が増える
・やたら会議でスケジュールが埋められる
・営業の仕事を振られる

など、あげたらキリがないほどデザイン・制作に関連のない雑務が
降り掛かってきます。

フリーランスはそういうのは皆無で、
デザイナーであればデザインの仕事に自分の稼働時間をすべて捧げられるので必然的にスキルアップも早い気がします。

無駄なコミュニケーションが発生しない

これも大事。

チーム間を意識した部署だと特に、メンバー間のプライベートまでお互い話し合ったりしますよね。

本来、それって仕事に必要?っていうお話はなくて良い、と私は思いますがどうでしょうか。
それは、したい人同士でやれば良いことであって、部署内で半ば無理にやる必要のないことかな、と。

チームビルディングという言葉もありますが、プライベートを知ってるから
チーム力が高められるっていうこととは全然話が違いますよね。

どこで仕事してもOK

ここ、最重要かもしれない。

特に今年、コロナの感染が拡大し始めてから、企業も積極的にリモートワークを取り入れ始めてますが、フリーランスだと誰に許可を得るまでもなく、働く場所は自分で決められます。(大半は)

一部、業務委託など請け負う場合は常駐が必要なケースもありますが、
主に仕事を共にするメンバーとの必要最低限のコミュニケーションがとれてかつ、仕事の流れが掴めれば、その時点で在宅ワークに切り替えても良いでしょう。

今はChatworkやSlack、Messenger、LINEなどいろいろとコミュニケーションツールがでてきています。
ZoomやGoogleMeet、WherebyやSkypeなどで会議も普通にできます。

家にいながら打ち合わせして制作して納品する、という過程で不便さはひとつもないです。
ネット環境とPC、スマホだけで仕事ができるなんて本当良い時代です。


仕事を選べる

これもフリーランスならでは、ですね。

フリーになりたてのころは、それこそ選んでる場合ではない!
というのが正直なところですが、多少軌道にのってきたな、というタイミングで「今後自分が伸ばしていきたい領域ではない」分野の仕事を相談されたら、恐縮ながら辞退することも個人の自由です。

例えば、私自身は、今後動画領域を強みにしていきたいので、
バナー制作単体や長期にわたるWebデザイン制作のご依頼などは辞退することもしばしばあります。

なんだか偉そうに思われるかもしれないですが、
これはフリーランスとしては必要な取捨選択じゃないかな、と個人的には思います。
もちろん、タイミングを見ての判断になります。


以上がフリーランスになるメリットでした。
つづいて、フリーランスになるデメリットについてみていきます。


【フリーランスのデメリット】

確定申告などお金を自分で管理しなければならない

実は私自身、確定申告という言葉はフリーランスになってからやっと理解しました。

人間て、「わからない・知らない」という事柄に対して、恐怖に似た感情を抱く気がするんですが、まさに私は確定申告というものに対してそんな感じでした。

幸いにも私が開業したのは4月だったので、最初の確定申告まで約1年間あったんですね。
その間に、少し安定的に収益をあげられるようになりました。

例えば、いま自分の稼働時間を時給に換算すると時給3000〜5000円くらいかと思います。(ざっくり。もっとあげたい。)

もし、私が、確定申告の準備・実施をするとしたらどのくらいの時間が必要なのだろうか?と考えました。


確定申告の「か」の字すら理解していない私が、役所に提出しても戻ってこない完璧な書類を作るとしたら、、、ざっと見積もって4〜5時間必要なんじゃないかな。。。(もっとかな・・・)と思ったとき、

自分が仕事すればその4〜5時間で数万円稼げるのに、確定申告をどれだけ頑張って自分でやってもリターンはありません。むしろ、納税しなきゃいけません。

ならば、わからないことに頭を悩ませ時間を浪費するよりも、まるっと依頼すれば良い。

そして浮いた時間を、もっと仕事したりスキルアップのために使おう。と考えて、記帳代行サービスに依頼することにしました。

これで、自分でやらなくて済む状況を整えられました。そうなると、一気に確定申告のハードルが下がったんですね。

わからないことかつ自分でやらなくても良いことは、わかる人にお願いする。
これが一番シンプルで間違いないなと改めて思います。


収入には波がある

これは、フリーランスの特長でもありますね。

会社員は自分の時間と労力を会社の事業へ貢献する働きをするために使う。その報酬としてお給料が一定額払われますね。

でもフリーランスは、そもそも自分で仕事を獲得し、仕事をやり切って初めて報酬が発生する。仕事がある月、ない月でかなり波があるのは事実です。

私の場合、
良いときは会社員時代の2.5倍ほど、
良くないときは会社員時代の½ほど、

と、月によってかなり差はあります。(2020年8月時点)

なので、あまり月単位で考えないようにしてます。
あくまでも、年収として考えるようにします。

ただ、仕事によって自分の報酬を自分で決められる、というのはメリットにもなり得ます。
例えば、
・動画広告の制作案件
・尺が15秒ほど
・4パターン作りたい
・素材はすでにある
・ターゲットも決まってる
・動画に入れたい要素/文言もクライアント側である

この条件だとしたら、私ならMin20-25万〜の報酬を提示させていただきます。

このあたりは、直接クライアントからの依頼なのか、代理店を通してなのか、状況によって様々なので一概には言えないですが、、、

別記事で価格設定についても今後まとめたいと思います。


社会的信用があまりない

これは悲しいですが、現実です。

なぜ、社会的信用が低いのかというと、フリーランスの場合、先ほどお伝えしたとおり、収入に波があるから、というのが大きいと思います。

フリーランス1年目でも仕事が絶え間なくあり、一定の収益をあげていたとしても、3年ほど黒字経営をしているという事実(確定申告の証明)がないと、社会的信用を得られないことがほとんどかと思います。

社会的信用が低いとどうなるかというと、例えば、

・大きめのローンが組めない
・クレジットカードの審査に通りづらい(カード会社による)
・大きな企業との仕事が難しい

このあたりでしょうか。

なので、フリーランスになりたい人の現在の環境・状況によっては、準備期間が必要なケースもあるでしょう。

例えば、引越したいけどフリーランスになって間もないタイミングで確定申告もしていない。
そういう状況であれば、次の引越し先で受け入れてもらえるかわからないですよね。であれば、今の家を更新して、その約1〜2年で信用を得るために頑張る、とか。

私自身は、出産して育休中に会社の人事と相談の上、そのまま退職することにしたのでそれを機にフリーランスになりました。
夫にはだいぶ心配をかけてしまいましたが、今は夫と同等程度に稼げるようになれました。

フリーランスになったら、最初の1年は踏ん張り時。
あらゆる手段を使って仕事を得る、仕事を作る、そこに集中しましょう。

さいごに


ということで、今回はフリーランスのメリット5つとデメリットについて解説しました。
実際、私がフリーランスになって感じたことなので、他にもメリット・デメリットがあるかもしれません。

今後も自分の人生振り返りを兼ねて、記事を更新していく予定なのでよろしくお願いします。少しでもお役にたったら「スキ」してもらえたら嬉しいです。
では、また〜!

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