AWSのENI(Elastic Network Interface)について学ぶ
AWSのENIについて、わかったことをまとめていこうと思います。
概要
Elastic Network Interface は、仮想ネットワークカードを表す VPC 内の論理ネットワーキングコンポーネントです。
ちょっといまいち意味がわからないので、詳しく調べていきます。
参考にした記事
* Elastic Network Interface(VPCセクションでの説明)
* Elastic Network Interface(EC2セクションでの説明)
以下の属性を含めることができる
* プライマリプライベート IPv4 アドレス
* セカンダリプライベート IPv4 アドレス
* プライベート IPv4 アドレスごとに 1 つの Elastic IP アドレス
* インスタンス起動時に eth0 のネットワークインターフェイスに自動割り当て可能な 1 つのパブリック IPv4 アドレス
* 1 つ以上の IPv6 アドレス
* 1 つ以上のセキュリティグループ
* MAC アドレス
* 送信元/送信先チェックフラグ
* 説明
ネットワークインターフェイスはインスタンスにアタッチしたりでタッチしたりできる。
ネットワークインターフェイスをインスタンスからデタッチして、別のインスタンスにアタッチすると、ネットワークインターフェイスの属性が保持される。
インスタンス間でネットワークインターフェイスを移動すると、トラフィックは新しいインスタンスにリダイレクトされる。
各インスタンスにはプライマリネットワークインターフェイスがアタッチされており、外すことはできない。
追加のネットワークインターフェイスをアタッチすることができるが、インスタンスタイプによって、アタッチできる数が決まる。(各インスタンスタイプのネットワークインターフェイスあたりの IP アドレス数)
VPCでは、全てのサブネットに、そのサブネットで作成されるネットワークインターフェイスにパブリックIPv4アドレスを割り当てるかどうかを決定する、変更可能な属性がある。(サブネットのIPアドレス指定動作)
パブリックIPv4アドレスはAmazonのパブリックIPv4アドレスのプールから割り当てられる。インスタンスを起動すると、作成されたプライマリネットワークインターフェイスにIPアドレスが割り当てられる。
ネットワークインターフェイスを作成すると、サブネットからパブリックIPv4アドレス指定属性を継承します。後でサブネットのパブリックIPv4アドレス指定属性を変更しても、ネットワークインターフェイスでは作成時に有効だった設定が保持される。
Elastic IP アドレスが与えられている場合、ネットワークインターフェイスのプライベート IPv4 アドレスの 1 つをそれと関連付けることができる。ネットワークインターフェイスはサブネットに固有であるため、これが Elastic IP アドレスを別のサブネットまたは VPC のインスタンスに関連付ける唯一の方法になる。
IPv6 CIDR ブロックを VPC とサブネットに関連付けると、サブネットの範囲から 1 つ以上の IPv6 アドレスをネットワークインターフェイスに割り当てることができる。
プレフィックス委任プレフィックスとは、予約済みのプライベート IPv4 または IPv6 CIDR 範囲のことで、インスタンスに関連付けられたネットワークインターフェイスへ自動または手動で割り当てるためのもの。
アタッチしたインスタンスの終了時に、ネットワークインターフェイスを自動的に削除するかどうかを指定できる。
送信元/送信先チェックを有効または無効にできる。これにより、受信するすべてのトラフィックに関して、そのインスタンスが送信元なのか、あるいたは送信先であるのかを確認できる。
ネットワークインターフェイスで VPC フローログを有効にして、ネットワークインターフェイスとの間で行き来する IP トラフィックに関する情報をキャプチャできる。
ネットワークカードについて
ネットワークカード(Network Card)は、ネットワークへの物理的な接続を提供するためにコンピュータにインストールされるアダプタ回路基板である。
複数のネットワークカードを持つインスタンスは、100 Gbps を超える帯域幅機能やパケットレートのパフォーマンスの向上など、より高いネットワークパフォーマンスを提供する。
各ネットワークインターフェイスは、ネットワークカードにアタッチされている。
プライマリネットワークインターフェイスは、ネットワークカードインデックス 0 に割り当てる必要がある。
ネットワークインターフェイスの使用例
ネットワークインターフェイスのベストプラクティス
* ネットワークインターフェイスの設定に関するベストプラクティス
ElasticIPについて
アカウントに割り当てることができるパブリック IPv4 アドレス。動的 DNS を使用して既存の DNS 名を新しいインスタンスのパブリック IP アドレスにマッピングした場合、その IP アドレスがインターネット内に伝達されるまでに最大 24 時間かかることがある。その結果、新しいインスタンスはトラフィックを受信せず、終了したインスタンスがリクエストの受信を継続することがあり、問題を解決するには、Elastic IP アドレスを使用する。
次はネットワークACLについて勉強して、ノートにまとめようと思います。
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