チャンスを掴むことのできる人とそうでない人
正式なタイトルとか、どこで読んだとかは全く覚えていないのだけど、未だに思い出して「その通りなやぁ」と思う物語があるのでご紹介させてください。
読んだのは多分小学生の頃ぐらいなので、この記憶もあっているのか定かではないのですが、わたしが覚えているこの物語のあらすじはこうだ。
ある村には不定期に(1年に1度だった気もするし、3年に1度だった気もするし、そのあたりは曖昧)黄色い雨が降る。
この黄色い雨は、突然降っては干していた洗濯物などをベトベトにするので村の人たちからは嫌われていた。
この村にある青年がいた。
青年は何もない畑を毎日毎日耕していた。
「野菜も何も植えてないのに土を毎日耕して、あの青年は変人だ」
村の人たちは青年のことをそう非難した。
それでも青年は気にせず、毎日せっせと畑を耕し続けた。
そしてついにその日がやってきた。
突如として黄色い雨が降り始めたのである。
村の人たちはいつものように文句を言いながら洗濯物を取り込んだ。
しかし、青年は違った。
青年が1年間毎日毎日耕したふわふわの土に黄色い雨がゆっくりと浸透し、根を張り、芽を出した。
とまぁわたしが覚えているのはここまでで(ここまでも正しかったのかはわからんが)結末を覚えてないんですが、とにかくこの青年が報われたという結果だったと記憶しています。
芽が出てお金が生えたのか、家が生えたのか、なんなのかは本当に覚えてない。
なぜわたしが大人になってこの物語を思い出したのかと言うと、すごく納得ポイントなのが、チャンスを掴む準備ができている人だけが、チャンスを掴むことができる ってとこなんですよね。
今はわたしを許容して信頼してくれる心強い仲間たちといっしょなので、感じることはないのだけども、20代半ばぐらいまではとにかく羨まれることが多かった。羨むと言うより妬み嫉みと言いますか。
というのも、特に社会人になってからは顕著にチャンスを与えてもらえることが多かったと思う。具体的には上の人から気に入ってもらえることが多く、とてもわたしみたいなぺーぺーが参加できるとは思えないプロジェクトに参加させてもらったり、え!と思うようなポジションに抜擢されたり。
そしてまぁ、色々言われたわけですよ。
どちらかと言うと男性が多い職業柄「女使って仕事とってる」とかも山ほど言われて耳タコよ。
でも逆によ?
そう言うあなた達はわたしにチャンスをくれた偉大な方々がちょっと胸の谷間見せてアピールしたヤツを抜擢するようなチョロい人間だと思ってるんだな?って言う。
そこがもうあまぁぁァァい!!!
そんなワケないじゃん!いや、世の中広いからそんなこともあるかもしれんが!
でもね、やっぱり偉大なる先輩方はよく見ているわけですよ、、今でこそそんな先輩方ともマブダチのようにお話できるからこそですが(言い方)「あの時なんでわたしを選んでくれたんですか?」と聞いてみると、その理由が
ほぅ、、!よく見ておられる!目の付け所がシャープだね!
ってことばかり。(何の上から目線やという総ツッコミはさておき)
努力を怠らず、チャンスを掴む準備ができている青年にとっては幸せの黄色い雨だったけれど、それができていない大多数の村の人にとってはベトベトするただの嫌な雨だったと。
努力は必ず報われるということでは決してないけれど、そもそもチャンスを受け入れる準備ができていないと、チャンスをチャンスだと気付くことすらできないという大切なことを教えてくれたお話でした。
もう1回読み返したいんだけど、タイトルも何もマジでわからないんだよなぁ...涙
お心当たりある方、情報お待ちしております!
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