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【質問回答】子宮頸がんワクチン、シャンプーの頭皮吸収

こんにちは!あやかです。

質問フォームに届いた質問にお答えします。
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今日は2件です。
2件とも専門外の質問なので、個人の感想要素が強いですけど
よろしくお願いいたします。


ワクチンについて

お母さまが怖がっておいでだったんですね。

遺伝子を入れるってどういうことなんでしょうね…

お母さまが言っているワクチンは、
私が知っているワクチンと違うものを指していると思います。

お母さまには、ぜひワクチンについて勉強し直して欲しいです。
SNSの情報ではなくて、医学的・生物学的に正しい書籍から。

私の認識では、
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、ウイルスの一部を模倣したたんぱく質を体に注射し、免疫を作るものです。
たんぱく質を注射するわけなので、遺伝子を入れているわけではないですね。

というか、人間以外の異なる生物のたんぱく質だったら
食事でも大量に摂取しています。
それは内臓から体の中にどんどん取り込まれています。
肉・魚・植物にもたくさんの細菌が付着しておりますので
意図していない色んな生物のタンパク質を毎日多種多様に取り入れていることになります。

ワクチンのタンパク質が怖かったら、
食べることもできなくなってしまいます。


また、ワクチンが人間の体の遺伝情報を変えることはありません。

ワクチンを接種することで、将来的な子宮頸がんのリスクを大幅に減らすことができます。
子宮頸がんは注射によって予防できるがんなので
私は接種することをおすすめします。

ワクチンの接種が進んだ地域では子宮頸がんはほとんど駆逐されてます。

私はワクチンがまだ出来ていなくて接種しなかった世代です。同年代のママさんでも、結構かかっている人が多い印象です。アラフォーで子宮全摘した友人は2人います。
迷っているなら打ちにいって欲しいです。
子供が欲しいならなおさらです。


頭皮で起こるシャンプーの経皮吸収

お母さま、心配性なのですね…

まず、人間の肌はなんでもかんでも吸収しません。

なんでも吸収していたら、
手に付いた醤油すらも、色がとれなくなってしまいます。

肌を通して毒素がしみこむという「経皮毒」という言葉がありますが、
これは医学用語ではなくて
自然派商品を売りたい人が考え出した造語です。
医学的には経皮毒という概念はないそうです。
(皮膚科医に確認済み)

当然ですが、シャンプーが頭皮にしみこむことはないですし
それが子宮に溜まることもありません。


なんでわざわざ、子宮から遠い頭皮からの成分を子宮に溜めるんですか?普通に考えてすごく非効率じゃないですか?
どうやって運んでるんでしょうか?血液でしょうか?
血液に載せてシャンプーを運んで、子宮にピンポイントで蓄積させる機構があるんでしょうか???ちょっと理解できないです。

シャンプーの成分はたくさんありますが、
どの成分が血液(赤血球?)に運ばれるんでしょうか?
匂いが移るというのなら、香り成分でしょうか?

そして、この話がもし本当にあるのだとしたら
子宮を持たない男性の場合は
頭皮からの成分はどこに溜まるのでしょうか???

細かく見ていくと不自然なところがたくさんあります。


あかちゃんからシャンプーの匂い…
そりゃあ、お風呂に入れたあとはするでしょう。


「子宮に毒素がたまる」系の発信が多いですけど
なんの根拠もありません。

仮に毒素がたまっているのであれば
私たちは毎月それを大量の血と一緒に排出しているから大丈夫じゃないですかね?

ちょっと辛口になってしまってすみません。
お母さまには悪いですが、もうすこし現実的な想像力を働かせた方がいいかなと感じました。

以上です、よろしくおねがいします。

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