Beauty Japanは凡人が努力で這い上がれる大会【本気のbj22】
山口広島GFの助産師の中村綺花です。
今回はBeauty Japan(以下BJ)は事前採点に重きが置かれており、大会までの取り組みによっては凡人でも結果が出せる可能性のある大会であることをお伝えしたいと思います。
私は、山口県下関市の産科クリニックに勤める助産師です。起業などしていない29才会社員です。文章が得意なわけでも絵が描けるわけでも話が得意でもなんでもなく、一般的にいわれる“才能”はありません。
見た目はぽっちゃり気味の体型、特別可愛いわけでも美人でもなく、見た目の美を競う大会とは縁遠い存在です。
日本大会に出場を決めた際のインスタのフォロワー数は800台。多いわけではありません。影響力としては低いです。
実際のところ、私は今から一ヶ月程前までは下位の方でした。ランクインのところに名前はありません。しかし、そんな圏外の私が大会10日前にしてなんと6位にあがることが出来ています。
(※あと10日の事前審査で追い抜かれる可能性もあるので確定ではありません)
ここでBeauty Japan日本大会の概要と事前審査の内容について簡単にお伝えします。
私は、このHPのconceptにある冒頭の文章にBJの魅力が詰まっていると感じています。
BJは何者でなくても、努力次第で数ヶ月で「美しい生き方」「美しい使命」とは何かに気づき、「今、実践中の社会的役割、実力、スキル」を高め「これからのストーリー」のきっかけとなる大会です。
なぜ「社会で活躍する女性を増やすためのプログラム」と言えるのか
まずここでBJ日本大会2022の構成をみていきましょう。
このうち、ウォーキングは全員(約60名)できて特に審査はありません。
テーマスピーチは大会までの数カ月間の事前審査結果の上位32名が舞台に立つことができます。テーマは大会二ヶ月前から各自に与えられています。
プレゼンは、事前審査+テーマスピーチ審査の上位16名が舞台に立つことができます。ここでようやく自分自身の活動を聴衆の場でお伝えできます。
最終的にプレゼンの結果次第で表彰されます。
「せっかくならプレゼンまで行って自分の話をして結果を残したい。」とエリア大会に勝ち上がってきているGF(グランドファイナリスト=出場者)なら思うでしょう。だってエリア大会では自分の話を大勢の前でして結果を残してきたのですから。日本大会では各エリアの代表の集まりです。いろんな人がいます。オーラがすごい人、才能ある人、インフルエンサー、社長さん、、、など。皆さん、(きっと)日本大会で何らかの結果を出したくて参加されている方ばかりです。
しかし、このBJ。審査方法からも分かるように特別な能力がなくても、目立っていなくても、事前審査で結果さえ出せば最終プレゼン、そして優勝にいける可能性さえあるのです。
Beauty Japan日本大会2022の事前審査項目
審査内容を要約すると
●【Beauty Japanの7つのコンセプト】(私の解釈強めです)
・Beauty→外見の美、内面の美
・Career→仕事、社会的活動、これまで行ってきた活動、これから使命を遂行できそうか
・Sociality→社会性、マナー、コミュ力、社会的活動、人間性
・Culture→文化的な活動、発信、出場区の何かしらの拡大に役立っているか
・Entertainment→メディアなどでの表現力、周りへの自分自身や社会的活動、Beauty Japanをいかに伝えたか、人々を楽しませたか
・Independence→独自性、独立性ある生き方、自立、自律、特徴的な仕事、ライフキャリアが鮮明であるか
・Fashion→世界観、似合うファッションを見にまとっているか、自分らしさを表現できているか、テーマの解釈
の項目をそれぞれ事前審査期間を通して評価されること
他に
●3回のインスペクションの出席
●チケット・ガイドブックの購買数(ファンが多いか=人として必要とされている)
●FacebookからのBeauty Japanへのフォロー数
●お世話になっている場所のGoogle口コミを行うこと
●このnote投稿での質の高い投稿
これらをエリア大会終了後〜大会前日の11/24の日本大会まで評価されます。
SNSでのオンラインのやり取りだけでなく、計3回の事前インスペクションでオフラインの場所でも評価されます。
(今年は山梨県、静岡県、神奈川県の3箇所で開催)
時系列で私が何を意識したのか説明します
私は山口広島大会が終わったのが8月28日でした。正直、日本大会なんて右も左もわからなかったです。8月30日、初めて日本大会に向けて運営の方(私たちのエリアのマネージャーのKIYORAさん)とお話しました。
そこで初めて日本大会に関する膨大な資料と衣装のテーマについて知りました。
第1インスペクションは9/4、5にやってきます。早速、ガイドブック撮影に伴いBeautyとFashionの審査のウェイトが置かれることになります。テーマに合わせて自分らしさを表現する衣装を準備しなければなりません。
9/3には前泊で山梨に向かったので私たちのエリアは4日間で準備。とにかく本気で楽天やAmazonで届くもの(翌日発送ありがたいと痛感)と手作りで挑みました。手芸屋さん、ハシゴしました。毎日必死で準備。BeautyとFashionは得意分野ではありませんが、後悔はないほど全力は尽くしました。
今思えば、エリア大会の興奮冷めやらぬままで、この時が体も心も一番しんどかったです。早くに準備することに越したことはありません。エリア大会の時からもっと日本大会がどんなものなのかを知り、対策を始めればよかったです。
そしてインスペクションの講座にて「BJがどんなものなのか」「BJ日本大会での審査項目」「みられるポイント」を知ることになります。
衝撃でした。『そんなところも見られるのか、この合宿全てが審査されている。』見られていると思うと気は抜けません。
しかし、BJは演じても無駄なんです。人間性というものはふとした瞬間に本性が出るからです。本性が見られています。だからこそ、美しい生き方をしていれば良い評価をされます。
私自身の嫌な部分に気付いた1stインスペクション。
その時の記事がこちらです。
ここでSocialityと向き合う時間になりました。
“どんな社会性ある人間になりたいのか?人にいつ見られても恥ずかしくない生き方にしたいか?”今も何かある度に反省しながらこのSocialityを高めていこうと思えています。
そして審査項目を知ることができた1stインスペ。
ここから大会本番までに何をしていくのか対策を考えることができました。
期限があるものから優先的に取り組みました。
それはFacebook流入、ガイドブック購買数です。
エリア大会ではパンフレットを自ら「買ってください。」とは言えませんでした。
それどころか「私の載っているパンフレット、誰が見たいの?」とパートナーと喧嘩したほど自己否定が強かったです。
そんな私も地方大会を乗り越え「応援してください」と自信を持てるように変わっていました。
そこでインスタグラムやFacebook のストーリーや記事にあげるだけでなく、一人一人に直接メッセージし、ガイドブックを届けたいことやBJの魅力を知ってほしいことをお伝えしました。
その時の記事がこちらです。
そうこうしているうちに、
あっという間に9/24.25に行われた2ndインスペはやってきました。
2ndインスペも素晴らしい講師陣の講座の数々。
このインスペクションで行わられる講座はみっちりと詰められているのですが、新たな価値観を拡げられる面白い講座ばかりなのです。
成功者と呼ばれる方も来られるんです。
そんな講座を受ける中で私は“私の社会的使命は何か”を考える機会となりました。日常を生きているだけではこのような“自分の社会的使命は何か”考える機会は滅多にないと思います。
BJはここを向き合うチャンスがあるんです。BJに出るまで迷いもありブレていた私の生き方。Careerに対して向き合うことになりました。そして次第に固まってきました。
その時の記事がこちらです。
そして、この2ndインスペで審査項目のより一層詳しい内容を教えてもらいました。
今までは得意な分野だけの得点を伸ばせばいいと思っていましたが審査項目の内容を知ると何かできることあるかも?という視点に変わりました。
私には点数がつかないと思っていた
Entertainment
Culture
Independence
スピーチの舞台に立つために1点でも増やしたい。そんな風に思い、ほかにできることはないか考え始めました。
●Entertainment
・・正直会社員の私にとってメディア出演は無理だと思い込んでいました。市長さんに連絡をとっても日程がどうしても合わず表敬訪問できませんでした。
周りのGFの皆さんが新聞、ラジオ、テレビなどのメディア出演や市長さんや県知事さんに表敬訪問する中、「私にはできない。」と焦りもありました。
それでもできることはないのか考えました。会える人には会いに行きました。これまでの人生のあらゆる人脈を使いました。
大企業に訪問できなくてもお世話になっている企業、人に挨拶周りに行きました。そうすると不思議とご縁って繋がっていくんです。人と人が繋がる、繋がる時の速度ははやい、そんな繋がる瞬間を何度も体験しました。
おかげさまで、ラジオ出演が決まり、下関市議会議員の東城しのぶ議員の市政報告会で応援演説の舞台に立ちBJや自分についての表現をすることができたり、所属する団体で体験発表という形で200人以上の前でBJの魅力や日本大会への意気込みについて話す機会を得たりしました。
●Culture
これに関してはどうすればいいかわからず、、、しかし、何かできることはないか考えました。
「出場区の文化の発信をすればいいのか?」と思い込み、市役所の文化の発信をする部署をいくつか回ったりしました。
しかし、市役所の方から「このような産前産後の発信をしているのなら下関の文化を発信するとブレませんか?」と言われました。
―「確かに。点数を稼ごうと社会的使命のところから脱線するところだった!!」と気づかされました。
「BJで結果を出すだけが全てじゃない。その先の活動に繋げなくては!!」と空回りをして改めて気づきました。得意じゃないところ、持っていないところを無理に伸ばすことはできない。そう気づくことができました。
そこからは助産師としてCultureに触れようと書籍を読み、調べ、これから日本の助産師を担っていくためにどういう在り方でいるのか考えることにしました。
たった1ヶ月前は圏外
そんな風に一つ一つできることに挑戦していた矢先の中間順位発表。
―圏外でした。
少しだけショックはありました。だって必死だったから。
しかし、「周りはもっとすごいのか、レベル高い日本大会だ。」
とすぐに思い直し、
「自分にできることをとりあえずやりきって後悔なく日本大会を迎えよう。その先の未来につなげよう。」
と胸に決めました。
その頃から、BJが終わった未来のために加点対象にならないインスタグラムでの毎日1投稿の情報発信のスタートと年内にオンラインサロンを作ることを決めました。
こんなに時間も労力もお金もかけたBJ。何も残らないのは挑戦しようと思った自分に対して納得がいかなかったからです。
それでも諦めず、毎日できることを探しました。
【できることをやりきって結果が出ない】のと【悔いが残って結果が出ない】のには雲泥の差があります。とにかく後悔を残したくなかったです。
BJでお世話になっている場所のGoogle口コミの投稿では行けるところに行きました。山口県からあまり出ない私でしたが、この2ヶ月で東京、神奈川、愛知、静岡、山梨、広島、福岡に行きました。旅行感覚で楽しみました。
インスペにて運営の方々が対策を教えてくださります。着実にその通りにしました。相談があれば担当マネージャーに伺いました。みんな優しく答えてくれ支えてくださる暖かい環境がBJにはあります。
「もしかしたらスピーチいけるかも?」
そんな根拠のない希望も持ちながらスピーチとプレゼンの内容は10月末の3rdインスペの時には仕上げました。プレゼンの動画は自分ができない分野なのでプロにお願いしました。あとは本番まで練習あるのみとなりました。出れるかも分からない圏外の人です。それでも、準備はしました。
さらに、付け加えると審査項目とは別に減点もあります。
これは遅刻・マナー違反・美しいとは反対に思われるような行動・同調圧力などです。
この減点制度のおかげで私自身、「あ、この行動は良くなかったな。」と反省する時もありました。
BJ中避けたこと
BJに出場している今、避けていることがあります。
それは
もちろん、過去に自己否定が強くネガティブな私ですので、上記のようなことはあります。
しかし、なるべく避けるようにしました。
特に周りと比較して落ち込むのはやめてよかったと思います。BJは順位付けされますが、着実に一つ一つこなしていれば結果は付いてきますし、仮に周りがすごすぎて結果が出なかったとしても自己成長は必ずあるからです。自分を信じて過去の自分を超えること。これが大事だなと感じます。
これに関するnoteはこちら↓
「最後だけちょっと頑張れば勝てる大会」ではない
これまでの説明から分かるようにあらゆる観点から評価される大会です。
このnoteのハッシュタグが #本気のbj22 なのですがまさに本気になって本気で活動した分、評価されます。
だからこそ凡人でも結果を出せるかもしれないのです。
こんなに大人になって
自分と闘い、人と競い、美しくなるために奮闘する機会、なかなかありません。
自分との闘いを一人でするのは困難です。人と競うからこそ、より自分の最大限を超えることができるように感じます。
この大会期間を通じてつながった人脈、挑戦、向き合った社会的使命。BJでは短期間で得るものがたくさんあります。
「私はBJに出てよかった。」と誇りを持っています。
大会まで残り11日。
応援の言葉をくださる方々のおかげでここまでこれました。本当に感謝しています。本当にありがとうございます。
大会後に「やりきった!」と終えられるようにスピーチとプレゼン練習と体調管理に努めます。
2022.11.14 中村綺花