夜の街の声
最近、夜の道を帰っている時
いろんな家の窓から光が盛れているのが目に入って
その向こうがすごく気になる。
光の色も気になる。
白、オレンジっぽい、ベージュっぽい、カーテンの色に染まってるとか。
そして、その奥の生活を想像する。
この時間はご飯を食べているのかな とか
疲れた顔で椅子に座っている人がいるのかな とか。
わたしは、ぼくは、そこに行きたくなる。
私と知らない誰かが一緒にいるのを想像する。
それでその人が満たされている想像をする。
自己満足。
でも最近その想像しかできなくて、
人格が増えたような錯覚に陥る。