石垣島に来た理由
それは、石垣島にある
とある村に行きたかったから
ホームページによると
その村は、石垣島のど真ん中に位置し
水・食・エネルギーの完全自給自足を目指す村
“この村は未来の地球”
私たちは、お金・格差・差別が無い
「万物平等世界」を目指しています。
宇宙に存在する全ての生命意識は皆きょうだい
私はこの村がどのように成り立っているのか
どのようにここの人たちが生活しているのか
ワクワクどきどき興味津々
ただ知りたくて、会って話をしてみたかった
だから来た次の日に早速向かった
それは丁度1ヶ月前のお話
道がわからず何度も同じ道を行ったり戻ったり
変な道に入って注意を受けたり、逆に道を尋ねたり
車では先に進めないところから
道をただひたすら歩いて向かったり
そんな風に向かった先には
ただただ「工事中」の看板が
村の近くにはもうそれ以上行けなくて
途方に暮れていると工事のおじさんが
「ここから先に村?いや、知らないね…」
と、ひとこと
もうそこに「村は存在していない」という
事実を噛み締めながら帰路を辿っていると
さっきの工事のおじさんが後ろから
「同僚に聞いたらどうやら
その村は存在していたらしいよ!
何もない跡地があるけど、見にくるかい?」
と、軽トラから軽やかに声をかけてくれた
軽快に返事をして軽トラに乗り
たった今歩いてきた道を戻る
そして、さっきは進めなかった工事看板のその先へ
工事現場の中心地へ辿り着いたら
今度は茂みの中へ入り、山奥の跡地へ
そこは、名残のポストと蜂の養殖場
廃小屋がいくつかあるだけで
さきの言葉通り、何もない場所だった
そこで数年でも誰かが自給自足の
生活をしながら、自由に生きていた
旅人がかえるプラットフォームを作ろうとしていた
誰もが自由に自己表現ができる場所を目指してーー
ここは未来の地球であると、声高らかに主張しながら
しかし現実は、山籠りして
エネルギー支給者たちとのご縁を全て切り
完全自給自足で生きることはできなかったらしい
ならば、人類はここから先
一体何を目指して生きれば良いのか…
帰り道、運転しながら考えてた大切なこと:
ひとつ、欲張ること
自分だけが徳をするのではなく
自分も周囲のひとも、それに携わる全てのひとや環境
全体が徳をする道をただひたすら考えながら行動する
ふたつ、共有すること
わけ合うと、必ずあまることを理解する
・今自分が使ってないものは誰が使っても良い
・幸せや喜びの感情は共有すると増える
みっつ、愛すること
自分を愛し、ヒトを愛し、生命を愛し
地球を愛し、宇宙全体に愛を捧げる
何よりも強くて暖かい「愛」という存在を与え続けること
Give & Give & Give
与えて、与えて、与え続ける
するとどうなるか?
ゆっくりとだけれど確かなものが育ち始める
だから、私はこれからもできる範囲で
全力を尽くしながら、全ての物事
与えられた仕事を取り組んでいきたい
私が辿っていたかもしれないひとつの道を
先に辿ってくれた人達のおかげで
私はもう一度自信を持って
これからの自分が生きる道を
全肯定しながら進むことができる
私がこの廃村に行くことは必然だったし
それがきっかけで、沢山の気づきがあり
沢山のヒトが穏やかにイキイキと暮らす
この石垣島に魅了され、移住まですることとなった
今回は特に、共に旅をしてくれた
かわいくて大好きな友人に
感謝の気持ちでいっぱい
何事もおかげさまで、日々感謝しかない
心の底から愛と感謝の気持ちを込めて
今日も素敵な1日になります
ayakaーー10.16.21
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