実績も知名度もないなら「素潜りで1匹ずつ狙え」 - 『西野亮廣エンタメ研究所』#今日のVoicy #Voicy

2020年2月19日 18:50

実績も、知名度も、何もないとき。

どうしても「私には無理だ〜〜〜」などと思ってしまいがちですが、たぶん初めは誰だってそうなんだと思います。

今でこそ「キングコング西野さんだから」などと言われる西野さんですが、ニューヨークで個展を初めてやったときは、2012年。8年前ですよ、8年前。

急に「ニューヨークで個展をやろう！」と思い立って、70件ほどギャラリーに連絡して、断られまくって。
でも突然、大きなギャラリーのオーナーから折り返しで、「君の画を見た。1ヶ月後のスケジュール何とかするから、とにかくNYに来てくれ！」と連絡があったそうで。（なんだこの奇跡……！）

で、行くことに決めたところで、「そういえば予算どうする？」と気づき、友人がしていた「クラウドファンディング」にチャレンジすることに。

今でこそようやく市民権を獲得したクラウドファンディングですが、当時は「アレルギー反応」のオンパレード。8年前ですもんね。

そこで西野さんが取ったアクションが

「西野個展」「西野ニューヨーク」でエゴサして、1日何百件とコメント。

2週間Twitterにへばりついて1対1会話し続けた、とにかく一人ひとりコメントしていった、ということですね。

クラウドファンディングお金が集まったところで、次はニューヨークの個展への集客。当然知り合いもいない中で、、、

現在NYにいる人を「ニューヨーク寒い」「ニューヨークおいしい」「ニューヨーク混んでる」でエゴサして探してコメント。

その結果、初日にどっと人が押し寄せて、大変なことになったと。

クラファンも成功、個展の集客も成功。

ポイントは、網漁ではなくて、素潜りで一匹一匹狙った、ということ。

巷に溢れる「こうすればうまくいくよ！」というノウハウ、裏技を再現するのは難しい。そうではなくて、無名でド新人は「どぶ板営業」をしたほうが、うまくいくし力もつく。

SNSの良さは、まだ見ぬ人と徹底的に1対1のコミュニケーションができることなんだから。

実績も、知名度もないなら、SNSドリーム、Youtubeドリームを基準に考えてはいけないですね。

コツコツと地道に泥臭くやっていきましょー！

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（私もVoicyのとあるチャンネルで喋っておりますが、リスナーのコメントが飛び跳ねるほど嬉しいです。喋ったことが誰かに届いているのか分からないときの不安ったらありゃしない。。。）

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