見出し画像

【クラリネット】ますます値上がりしてない?〜原因を考えてみる〜

みなさま、ご機嫌麗しゅうございます。

画像1

すっかり涼しくなってまいりましたね。
カレーを食べても汗が沸き出てこない!!!
いや、季節関係なく、もしかして代謝が落ちたのか、、、?( ̄◇ ̄;)

コロナやらなにやらで私の楽器を買う!という計画はなんやかんや先延ばししちゃっておりまする、、、

画像2

内見て本当楽しいよね(笑)
まぁ、引越し費用で諭吉が何人か飛んで行ったので、しばらくは貯蓄しながら来年には購入していきたいなぁ、、、

てな感じで、最近はメーカーの試奏を検討しているのですが、もうびっくりですよ( ̄◇ ̄;)

もうタイトルでネタバレしておりますが、

『値段、さらに高くなってな〜い?』
『てか、リードも高くなってな〜い?』

当時中学からリードをお小遣いで購入していたナカジは、それでもハラハラしながら購入していたというのに!!(ジャンプも買いたかったから笑)

改めて、30年〜35年くらいでなんでこんなに高騰しているのかを
クラリネット雑誌の考察も取り入れつつ、私なりの見解を述べていきたいと思います!!

画像3


<当時の値段なんぼやったんや>

私は、最初購入したのはクランポンメーカーでした(といっても初心者モデルからのスタートでしたが)
当時は、25万くらいだったかな?それを、うまいこと20万くらいに交渉してました(笑)

R13も、当時は23〜26万円ほどで購入出来たそうですよ!(※銀メッキや仕上げ加工により変動あり)
R13ユーザーさん、大体合ってますかね?

バンドレン のリード(青箱)は、当時の値段を調べると、、、
ななんと!「2千円以内で購入」出来るではないか!!

<現在なんぼなん??>


R13モデルがポピュラーという事もあり、今回取り上げておりますので、悪しからず。
ちなみにR13モデルは現在いくらのお値段だと思いますか??

画像4


引用:https://www.buffet-crampon.com/ja/instruments/clarinets-jp/r13-prestige-2/

ここ最近メーカーのパンフレットをチェックしているナカジは、これまたおどろきのドン引き( ;´Д`)

現在、R13モデルの場合、、、、、、なななななななななななななんと【約51万!!!】
3倍近くのお値段になっていたのですね、、。
他のモデルはどんな?と気になってそこのアナタ!

最近は種類も多様化しており、紹介仕切れないので、
詳しくは、クランポンの公式カタログを見てね♪(下記URLより)
https://www.buffet-crampon.com/ja/instruments/clarinets-jp/


<どうしてこうなってしまったのか>


これはあくまで一見解に過ぎませんが、可能性としてありそうな原因を3つほどご紹介してまいります!

①木材の枯渇
やはり材質がないと完成されませんので、、・
特にクラリネットは、管楽器の中でも本体そのものが木材でございますので、どうしても必要なのです。
最近は、グラナディラに他の素材を混ぜて作っているので、材質が昔に比べて良くないという説もありますが、それは本当なのでしょうか?
ぜひコメントで詳しくその説聞かせてくださいね♪
30年前のR13の方が良いに決まっている!!!とドヤ顔している方がいましたが、「個々によって違くね?」というのが私の感想です。
すみません、軽く毒吐きましたm(_ _)m

話を戻しますと、
材質の枯渇の原因としては
「需要が増えてきている・買い替えで新品を選ぶユーザーが圧倒的多数」なのではないかと思います。
ここ数年でクラリネットの需要も伸びてきているんではないでしょうか?
それは嬉しい事でもあるのですが、それと相まって取れなくなってきているんですね。
しかも、素材を採取してから時間をかけて乾燥させたりなど、「作業コスト」もかかっておりますので、当時のようにあまり手間をかけていられないのかもしれませんね。

それに伴い、リードの材質である『葦』もなかなか取れなくなってきておりますからね。

画像5


リードが出来上がるまでの工程は別記事にアップしておりますので、過去記事からご参照ください♪

②物価の高騰
需要が多くなるという事は、その材質を楽器に仕上げるまでに、何人か作業工程に当たってくれる方が存在します。
いわゆる『人件費』ですよね。
あとは、単純にヨーロッパから輸入してくる事で、どうしても物価が高くなるのは致し方ない部分もございます。
→30年前も輸入していたからそこは変わらないじゃないか!と思うかもしれません。
しかし、ここ30年で経済状況は目まぐるしく変わっているかと思います。
特に『ユーロ高 円安』だと尚更ですね。

余談ですが、人生でバブルというものを味わってみたいなぁと密かに思っているナカジ。(崩壊してから生まれた笑)

③楽器の改良
当時のモデルと比べて現在のモデルでは、物理的なキィ部分や、音響の構造を考慮して設計・改良されているかと思います。
改良に至るまでの研究費や開発実験などのコストも上乗せされているのではないでしょうか。あくまで憶測ですが、、。
最新モデルは吹いておりませんが、機能の進化を感じられた方がおりましたら、ぜひ『どのメーカー』『どのモデル』『自身の楽器と比較してどうか』『自身の楽器は何をお使いか』など、コメントで詳しく聞かせてくださいーーーー!!!早速試しにいきます!!!(興味津々^^)

画像6

いやいや、本日コメント求めてばっかやないかい、、。

てな感じで!上記3つが現在考えられる価格高騰の理由でございました!
結局のところ、まずは、今手にしている相棒を、しっかり手入れしてメンテして大切に扱っていきましょーぜ!という話にだどりつくわけでございます♪

あ、、、、、、、、


オーバーホールいい加減出さにゃあかーん、、、、、

メンテ出していたサブ機が戻ってくるので、来月のライブ終わったら出します。。

<ユーザーの演奏目的によっては>

中古を懸念される方もいらっしゃいますが、使用目的とユーザーの状況に応じて、中古楽器の検討も選択肢の一つとしてあって良いと思います。
ただ、よく吟味して、焦らず、バイヤーさんもチェックして試奏して、念には念を入れて選定してほしいですね。

他のメーカーもチラ見してみましたが、
やはり、この30年くらいで2倍の価格になっているので、一番は、材料の枯渇が一番有力な説かもしれませんね。

画像7

とりま、メンテ出してきますわ。

最後に、ライブを予定通り対面で行います!(人数制限あり!)

画像8


お酒を飲みながら演奏を聴けます。
今回は、お世話になっているピアニストさんのライブにサポートで途中出演する運びとなっております。
クラシック・POPS・ジャズなど盛りだくさんのプログラム!
特に映画音楽が楽しみ♪

順調に仕上げている段階なので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

感染対策に基づいて行いますので、よろしくお願いしまーーーーーす!!!!!!!!!


いいなと思ったら応援しよう!