人生はラセンカイダン。

“オトナ”ってなに？と

たびたび、ふと思う。

こども心はピュアだけど

無知なこどものままじゃ

とっても生きにくいオトナの世界。

なにかを知らなかったりして

なにかに気が回らなくて

失敗したりなんかしちゃうと

あぁ・・・と胸がきゅうっとなる。

悲しくて　切なくて

ほんとうはそうじゃなくても

それでも言葉がでてこないときもある。

＊

まあ　そんなときは　それでもいいんだ。

そうして　凹んだり　傷ついたりして

そうするとカサブタができて

心がちょっぴりだけ　オトナになれる。

そこから気づける大切なこともあるから。

＊

それに嬉しいことも、楽しいことも

幸せなことも、喜びにあふれることも

どこまでも自由に思いっきり

広い世界と出逢って、味わうことができる。

＊

酸いも甘いも。って　

ほんとうにそんな言葉のように。

＊

一直線の階段じゃなくて

きっと　ぐるりと大きい

らせん階段をのぼるみたいに

みんなゆっくりとオトナになっていく。

＊

それもまた　きっと

ひとりひとり個性ゆたかな

それぞれが想いえがく、オトナのすがたに。

みんなちがって　みんないい

素敵な色にあふれたオトナの世界。

＊

ピュアなこども心も

そっとやさしく、抱きしめながら。

from. あそうあやか