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地味和食熱 / 限局性激痛

正月で食べ飲みすぎた反動か、猛烈に地味和食熱がブチあがる
↓これは今朝のごはん


・豆腐納豆鰹節ごはん(ごま油垂らしまくり、猫まんま的な雰囲気)
・カブとシメジの味噌汁
・カブのナムル

super愛しているxoxoスーパー・オオゼキにて、子どもの頭くらいのサイズはあろう巨大カブを150円でgetしたので、半分カブです。茹でて透けたカブはとても綺麗。
オオゼキ愛はここでも語っているのですが、昨日のオオゼキは花屋並みに美しくて、思わず写真を撮ってしまいました。芽ネギとか売っているあたりが本当に好き・・・

↓これは今日の晩御飯

・うどん
・椎茸の肉詰め(半分は明日分へ)
・引き続き、カブのナムル(まだある)

私は元々料理に苦手意識があったのだけれど、一昨年に痩せたいな〜と思い、スープを作り出したところから、包丁を触るようになり、今はレンチンで出来るものとか缶詰とかもがっつり使いながら、自分に無理のない範囲でその時食べたいものを適当に食べる、というのが良い感じになってきました。
今日は食べたいもの(椎茸の肉詰め)の準備をしてから家を出たところ、外出中、家に帰りたくって仕方なくなったりして、1日を生き生きと暮らせた気がします。というか最近は自分の機嫌をいかに良くしてやるか、という感じで、自分で自分を手なづけているみたいな感覚がある(自分を自分の手に負えないエリアにブン投げることは、私の場合めちゃくちゃ簡単なのだ。すぐに出来る、だから気をつけている)。そのためにご飯作戦は超有効で、食べたい食べたいと思い馳せてから食べた椎茸の肉詰めは、たぶん普通よりも美味しく感じるのだと思う。鳥ひき肉を買い忘れてしまい、再度買いに出たものの牛ひき肉しか売っていなくて牛かぁと思ったけど、全然美味しかった。豆腐でふわふわなの。明日も食べられると思うと嬉しい。昨日なんて早く地味和食を作りたくて眠れなかった。早く朝になれば朝ごはんが作れるのに!みたいな感じで、一度消した照明をつけてレシピ本を読みながら寝て、結局11時に起きたので、1枚目の画像のご飯は朝兼昼ごはんになった。

レシピは大体、有賀薫さん山口祐加さんつくりおき食堂白ごはん.comツレヅレハナコさんの本などを見ていますが、冷蔵庫や棚にあるものを何となく「合わなくはないでしょう」的現場判断でポイポイ入れてみる感じが、個人的にはコラージュ的で、その塩梅でもそれらがホカホカ湯気が出る感じに温かくて、大きな味付けミスさえをしていければ、大体わたしは幸せ〜と感じるのだと分かってから、頑張らなくても良いのであれば楽しい〜と思えるようになってきたのが最近の進化。インスタ映えするご飯も別に食べたくはないので、食べたいものを色々作っていきたいな。何となく地味であれば地味であるほど、今の気分な気がする。願わくば旬の魚を毎日食べたい。今はホットミルクにラム酒入れてシナモン振ったものを飲んでいますウマイ。

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今日の午後は、ソフィ カル「限局性激痛」を観に、久々に原美術館へ。


まずタイトルがカッコよすぎて即いいねを押していた。医学用語で身体部位を襲う限局性(狭い範囲)の鋭い痛みや苦しみを意味するという。作家本人の失恋体験による痛みとその治癒が、手紙や写真、刺繍によって作品化されている。とのことで、観るしかないと思った。99年の再現展示だという。

失恋=人生最悪の出来事、としているところや、それに実際的な「痛み」があり「治癒」が必要である、というスタンス表明に(観る前から)とても共感した。「何をそんな大袈裟な」と思う人もいるのだろうけど、本当に、実際問題として「激痛」なんである、ということ。観る前から、ああソフィとファミレスで夜通し語りたいよ、みたいな気持ちになった。

展示は初め(1階)はドラマ仕立てのようでコミカルな演出にも見えるのだけれど(とはいえ、実際の写真や手紙があるのでかなり生々しいドキュメンタリーではある)、2階の作品たちが圧倒的だった。縫い付けられた言葉を目の前にして、ウッときてしまい(吐き気やフラッシュバックに近い)思わず一度展示室を出てしまった。

私は他人がどうやって失恋から立ち直ったのか・立ち直ろうとしたのかに興味があって(私自身は宇多田ヒカルの「初恋」を全精神をかけて聴くという方法を取った)、だってそれは「ああこのままだと死ぬかもな」という自覚からの決死の自己再生に近くて、メンヘラがどうとか、そういうレベルの話ではないはずで。周りが何も見えないような、五感が全部遠いなというような状況で、意味のあるなしに関わらず、どうにかしたくて兎に角何かをしようとする、それだけのことがどれだけのことか。
きっとそういう状況で、ソフィは自分の不幸話を他人に話しては、代わりに相手の最も辛い経験を聞くことで自分自身を相対化させようとして、しかもそれを作品として残して。。

ソフィカル、ソフィカル、、どこかで。。と思っていたら、↓こういう作品が載っている「Ghosts」という、これまたカッコいい作品集があるのですが、これをその彼と以前選んで買ったなあ、ということを、美術館から出たあとに思い出した。

展示は〜3月末まで開催中。展示も素晴らしいのですが、原美術館自体も2020年になくなってしまう素晴らしい美術館なので、ぜひ。お庭を見ながら、ケーキも食べられます。

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展示を観たあとは、真っ暗な品川神社にお参りをし、2019年初ジム&水風呂をキメた。正月から読み始めた、若林恵さんの「さよなら未来」に引き込まれる。自転車に乗っている間や洗い物をしている間に、#エンタメブートキャンプの参加できなかった回(BiSの仕掛け人・渡辺淳之介さん)の記録映像をラジオ的に聴いて、有意義な1日。

おやすみなさい。

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