他人軸も、上手く利用してしまおう
“自分軸で生きましょう“と一般的に言われているけれど、“他人軸”も利用しちゃえばコッチのもんなんじゃないかと思った話。
将来多方面から「学ぶって楽しいことなんだよ」って伝えられる活動がしたくて、その1つの手段として教育系の記事が書けるように、適応障害になったことで中断していたライティング講座の受講を再開した。
文章を書くのも勉強も好きなので講座を受けるのは楽しい。全ての感情が自分から消えていたあの時と比べたら、楽しいと思えることが1つでもあるって良いことだなとしみじみ。
ただ、どんなに楽しくても自分が決めたことだったとしても、いつか「今日やりたくないな」「もうやめたいかも」と思う時が来る。あくまで一時的に。
部活楽しいけど「練習したくないなあ」って日がやってくるように。
だからモチベーション維持のために
“ライティング講座を受けて得られるものリスト”を作成した。
これは“苦しみを楽しみに変える方法”として『夢をかなえるゾウ3』で紹介されていたものである。
作り方は簡単。やることが決まっているのなら、それをしたら叶う楽しみをできるだけたくさん書き出す。あとは毎日目を通すだけ。
たくさん書き出すポイントは、ストーリーを作ること。
ダイエットのための筋トレを頑張るのなら、
峰不二子ボディが手に入る→好きな服を着られる
→他の美容に目覚める→より美人になってモテる→パートナーが見つかる
のように。こんなに長くつながらなくても良い。ストーリーを作れば楽しみは無限に広がっていく。
このリストはたくさん書けば書くほど効果が大きい。もしやらなければリストに書いたことは何も叶わない。
そう思うと我慢して「やろう」ではなくて、これを叶えたいから「やろう!」と思える。
ライティング講座の受講も理由があるとはいえ一度挫折しているので、リストにしてみた。
できたリストを眺めて思う。やっぱり他人軸が抜けないな、と。
自信のカテゴリーから“他人に認められたい”という思いがひしひしと伝わってくる。どれだけ心の表面で「定職に就いてなくても大丈夫」「仕事≠人の価値」と言い聞かせても、たとえ自分が「自分でいいんだ」と思えたとしても、
自分に対する他人の評価が下がるのが怖い。
それならば、他人軸でさえも利用してしまおう。
その誰かわからない“他人の評価”なんかを得たいのだから、それがあれば自信が取り戻せるみたいだから、やるよね?
どんなに人の見方に左右されて軸がブレブレだと分かっていても、そう聞かれるとYESしか言えない。だって自他ともに認める自分でありたいから。よく見られたいから。
他人軸(周りからどう思われるか)で生きることは、いきすぎると自分を見失い自己を尊重できなくなるため良いこととは言えないと思う。
だけど認められたい・できる人に見られたい、という承認欲求に近い本音は、時にそれを原動力として自分を高めていくことに活かせるのかもしれない。
ノルマを達成して上司に評価されることが人生になりかけていたあの頃の反省から少しずつ他人軸→自分軸へシフトするようにしているけど、他人軸の私だって全否定しなくていいよね、と思った話でした。
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