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アメリカの医療システム

日本には高額医療制度なるものがあり
癌治療に限らず
一旦治療で掛かった高額な医療費も
手続き次第ではほとんど帰ってくる


素敵


こちらロサンゼルス
世界をリードするアメリカの医療
ここが発展途上国だったらと考えれば
衛生面も含め医療の最先端で治療をしてくれるので単純に安心


でも高い

高いのよ


特に中流家庭・もしくは社会保険ではなく個人で加入している人・個人経営者の加入する健康保険料がとにかく高いのよ

逆に低所得者に関しては
政府からの援助が受けられ
無料か少量の負担額で済む

私も2004年に渡米した当時は
学生でお金もなく
保険に加入はしてなかったので
風邪を引いたり怪我をした場合は
収入のない学生や低所得者が無料で受けられる病院に行って治療を受けた事があった

がしかし時は流れ
私は貧乏学生ではなく
家族ができ
夫は寿司屋を経営
妊娠もした
今や5歳の息子がいる
歩き出した頃など
やれ熱出した、吐いた、下痢したと
しょっちゅう病院にお世話になった
しかも私は今年癌が発覚

この先ずっと病院のお世話ライフ


子供も含めて
ある程度しっかりカバーされた
保険に入らざるを得ない



例えばうち
・家族3人の医療保険代:毎月約$1,000
1月から8月現在= $8,000払済

・スペシャリストへの面会:Co-Pay代(自己負担額) $40~$85
3〜7月の過去5ヶ月間
平均して月9回は医師たちと面会
毎月約$600をCo-pay代として支払ったので
$600x 5mo= $3,000


乳がん全摘出・リンパ摘出・インプラント挿入/インフェクションによる緊急処置/インプラント除去手術 
計3回の手術代に対する自己負担額
・Hospital Medical Bill $3,000
・Specialist Medical Bill $2,000
=合計 $5,000


ざっと計算すると
今年初めから今日現在(8月)までに払った医療費

$16,000(1,753,359円)8月14日現在為替


しかもこれからキモセラピーと放射線治療が始まる
一体どこまでこれ膨れ上がっていくのだろう


一応補足しておくと
アメリカの健康保険には
高額医療費に対する自己負担額の上限というのがあり
そろそろてっぺんが見えてくるはずなので
それ以上の高額医療費請求はこの年内まではないはず


恐ろしいシステムでしょ〜〜〜〜〜


みなさん


お金はしっかり蓄えておきましょう


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