働き方はもっと自由になっていく ランサーズの「#採用やめよう」プロジェクトから考えたこと
今朝起きたら、Twitter上が何やら賑やかだった。そしてこんな気になるタグが。
どうやら、ランサーズが日経の一面広告で提案したらしい。
私個人は会社員としての恩恵をフルに受けてきたし、会社員という働き方が好きだ。でも、これから日本の働き方はもっと流動的になると思っている。
例えば副業。解禁の動きはますます進むだろう。そう思う理由は人生が80年時代から100年時代になるかもしれないから。60歳まで働き続ける時代から、80歳まで働き続ける時代へ。となると、何が起こるだろう。
40歳で「あと20年」だった仕事生活が「あと40年」になる。幸運にも、人生をかけたライフワークに出会えた人はいい。今の仕事を80歳まで続けたい、かつ、その環境を与えられている人はいい。でも、あと40年同じ仕事を続けると思ったら、げっそりする人もいませんか?
じゃあ、60歳から仕事を変えられる?新しいキャリアを作るなら、早いうちに初めておいた方がよくない?それが副業の可能性だと思ってる。これからはキャリアをひとりで複数持つ時代が来るんじゃないかな。最低でも「できること」と「好きなこと」の2つ。
そしてフリーランスも確実に増えると思う。なぜって、日本の雇用制度はあまりにも労働者に対して優しい制度だと思うから。企業が従業員を解雇するのは本当に大変なんです!今の時代、人をひとり雇うのってすごいリスク。だったら、フリーランスに外注した方がいいと考える企業が増えてもおかしくない。
企業側だけでなく、働く側にもフリーランスであることのメリットはもちろんある。大きいのは場所や時間を選ばずに働けること。沖縄に来てからフリーランスの方と繋がる機会が多いけど、ほんと、自由な働き方をしている人が多くてうらやましい。自由業バンザイ。私自身も毎日同じ時間に出社とかしんどい。週40時間働くにしても自分の好きな時間配分で働きたい。
一方で、フリーランスとして働いている人から、会社員としてのメリットを享受したいという声も聞く。そうなるとフリーランスを集めた芸能プロダクションみたいな会社もできてくるのかな。
採用はなくならない。ランサーズもそんなつもりで出した広告じゃないのは知ってる。フリーランスはあくまでひとつの選択肢。みんなが自分の能力を最も活かせる働き方を選べたら幸せだよね。日本の働き方がもっと自由になって、より幸せに働ける人が増えるのを願う。
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