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気分良くいられるのは、自分しだい
とある中華屋さんでの出来ごと。
中華料理屋さんに入って15分待ちと書かれていたので、
ボードに名前を書いて待っていました。
名前を呼ばれて席にまで案内されました。
店内を見たら、半分以上の席が空いていました。
「なぜ私たちは15分も待たされたのか」っと疑問に感じました。
疑問に感じたまま席につき、たくさんあるメニューから選び、注文ボタンを押したら、愛想のない店員さんが注文を取りにきました。
注文を済ませ、
水が出てこないなと思ったら、
テーブルに大きく書かれた「水とおしぼりはセルフです」というのに気づきました。
「さっき注文とりにきた時にひと言声かけても」っとムスっとしてしまいました。
水とおしぼりをとりに行ったら、
おしぼりがありませんでした。
店員さんに「おしぼりありません」っと声をかけたら、
「そっちから取ってください」っと別の場所に置いてあるおしぼりを持っていくよう言われました。
店員さんが愛想ないし、感じ悪いし、気分が悪くなるお店だと思いました。
料理がくるまで、
お店を観察していたら、
料理を運ぶロボットが頻繁に料理を運んでいました。
フロアをスタッフ2人、
ロボット一機で対応していました。
客席は20テーブルで80席くらいは入るお店。
それを、2人と一機で回せるの!?
そもそも人員不足では!?
っと思い、スタッフの気持ちになって考えてみました。
ロボットを導入して人件費を抑えたい経営側と、
現場のスタッフの人員不足に関しての不満があるのではないかと考えました。
ロボットの仕事は、
料理を運ぶだけ。
人の仕事は、
お客さんの案内、注文取り、片付け、料理運び、ドリンクバーやおしぼりの補充作業、会計
私が見る限り結構な量の仕事。
2人では80席を回すことができないので、
お客さんの人数制限をする現状だったり、
現場の仕事をこなすだけで精一杯なので、
お客さんに愛想よく接する余裕がなかったり、
自分基準ではなく、スタッフ基準で考えることで、
スタッフへの労いの気持ちが出てきました。
少しでも早く片付けられるよう、
食器をまとめたり。
スタッフに負担をかけないように、
おしぼりを他のお客さんの分まで持ってきたり。
気づかないうちにそんな行動をしていました。
帰り際に、感謝の気持ちを込めて、
「ごちそうさまでした」っと笑顔で伝えました。
愛想ないなと思っていたスタッフの表情が、笑顔に見えました。
自分の考えしだいで、
自分を気分良くさせるし、
自分が気分良い対応を周りにすることで、
周りの人たちにも連鎖することが学びになりました。