野生のサルナシとサンザシを料理してみた
先日、筑波山登山をした時のこと。
(注:私は料理と登山が趣味です)
ケーブルカーを降りた先にあった売店を冷やかすと、見慣れないものを発見。
緑色の「サルナシ」と、赤い「サンザシ」。
(余談ですがTOP画像右上はレインボーレッドというキウイ、つくば駅の直売所にて購入。めちゃんこ甘かった)
サルナシは地方に出かけた時に果実酒やジャムになってるのを見たことがあるような・・というくらいの記憶はあったけど、実を見たのは初めて。
珍しいな〜と思ってまじまじと見ていると、売店のおじさんが山で自分で採ってきたと話してくれた。
初見の食材に目がない私、早速購入。
サルナシは500円でサンザシは100円だったかな・・?
(記憶が曖昧で申し訳ない)
まずはそのまま食べてみる
野生のものなので見た目は少々ワイルド。
中身はどんなかな?と切ってみると・・
サルナシはミニキウイといった感じ。外側からは想像もつかない美しさ。
柔らかくなったら食べ頃らしい。
そのまま食べてみると、うっすら甘いキウイ。
サンザシはミニりんごっぽい。
そのまま食べてみると、結構酸っぱい!紅玉よりも酸っぱくて柔らかめのりんご、って感じ。
味見の結果、それぞれの調理方法は・・・
サルナシの調理
①サルナシのヨーグルトジェラート
ちょうど家に生クリームがあったので、そうだ!味は薄甘いキウイみたいなもんだし、ヨーグルトジェラートに混ぜ込んでみよう!と決定。
かなりいい感じにできた!
サルナシの甘味がそんなになかったので、砂糖はしっかり目に。
味見後、蜂蜜も多めに足したらかなり美味しくなりました。
②サルナシソース
二つめは、思いつきでお肉にかけるソースに仕立ててみました。
ワインビネガーと塩と砂糖、蜂蜜とサッと煮詰めたもの。
ソース単体だともう少し甘くしてもよかったかな?と思わなくもないが、爽やかな酸味で豚肩ロース200g以上が軽くぺろっといけました。これもありだ。てか、うまい。肉を引き立てている。
調味料のバランスについては調整の余地はありそうだけど。
サンザシの調理
お次はサンザシ。
結構酸味が強かったので、思案の結果、加熱+甘みを足そうということに。
ちょうど家にあった南水梨と合わせてキャラメリゼにしてみました。
グラニュー糖を薄茶色に焦げるまで加熱し、そこにバターを加えて馴染ませ、
梨とサンザシを加えて軽く煮詰めます。めちゃくちゃいい匂い。
①サンザシと梨のキャラメリゼトースト
サンザシだけだったらちょっと酸っぱかったかな、という気がするけど、梨と合わせたことで甘みの中に酸味がアクセントのようになって、なかなかいい。
私グッジョブ。
②サンザシと梨のキャラメリゼ入りカンパーニュ
余ったキャラメリゼは、ラムレーズンと胡桃も足してカンパーニュ生地に混ぜ込んで焼いてみました。超具沢山。焼いてる時の香りがすごーーくいい!
キャラメリゼのバターが仕込み水としても入っているので、少しふんわりしっとりとしたリッチめなカンパーニュになってかなり美味しくできた!
まとめ
毎度のことながら全くノープランで初めて見かけた珍しいものを買って帰ってますが、今のところハズレなし!てか楽しい!
サンザシとサルナシ、もしまた見かけたら買うのありだな。
(どちらも小さいから少し下ごしらえが時間かかるけど)
また変わったものを見つけたらチャレンジしていこうと思います。