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1月7日は七草粥の日 さくっと分かる七草粥の魅力3選
1月7日は何の日?
1(い)7(な)だから・・・
稲川淳二の日。
・・・ではありません。
(のっけからすべってますけど、それが何か?)
1月7日は『七草粥』を食べる日ですよ~。
![](https://assets.st-note.com/img/1672970006940-KVVR77Fqit.png?width=1200)
だから何?
って・・・
『七草粥』って体には良さそうだけど
そんなに興味ないんですって方。
モッタイナイよ~。
体にも良いんですが
日本の伝統文化でもあり、
とっても縁起の良いものでもあるんです。
いつもはスルーしているそこのあなた。
今年はハードル下げまくってでも
お試し体験してみてはいかが?
それでは今日は
さくっと分かる七草粥の魅力をご紹介します。
七草粥の3つの魅力
1.七草粥は縁起が良い開運レシピであること
おせち料理にも意味があるように
七草にもちゃんと願いが込められているんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1672970065048-bigH7oSQdw.png?width=1200)
【春の七草に込められた意味】
■ せり:「競争に競り勝つ」の意味
■ なずな(ぺんぺん草):「なでて汚れを取り除く」
■ ごぎょう:人形を表し、仏のからだとされ縁起物
■ はこべら:「繁栄がはびこる」の意味
■ ほとけのざ:仏様が座っている座のような葉っぱ
■ すずな(かぶ):神を呼ぶ鈴に見立てられた
■ すずしろ(だいこん):「汚れのなき清白」の意味
7つ合わせると・・・
邪気を祓い
神や仏の力をお借りし
繫栄や勝利へと導いてくれる
という開運レシピという感じでしょうか。
例えれば
7つのボールを集めると願いが叶うみたいな?
(それは明らかに違う)
![](https://assets.st-note.com/img/1672970220139-6SyW99VLav.png?width=1200)
やっぱり新年になったばかりですし
運気アゲアゲでいきたいじゃないですか。
そんなときは
季節の縁起物を取り入れていくってのは
上昇気流に乗るための一つの策だと思います。
だから七草粥は良いんです。
さらに、身体にも良いことから
健康運もあげてくれるアイテムとも言えるんですよ。
2.七草粥が内臓ケアにピッタリ
7種はそれぞれ色々な効能をもっていて
主にこんな効果が言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1672970292938-yEMwWNkabb.png?width=1200)
【春の七草の効果】
■ せり:食欲増進
■ なずな:解熱作用・利尿作用
■ ごぎょう:風邪予防
■ はこべら:ビタミンAが豊富で腹痛によいとされた。
■ ほとけのざ:食物繊維が豊富
■ すずな:消化促進、便秘解消。ビタミン豊富
■ すずしろ:消化を助け、風邪予防にも。
特に胃腸の働きを助けてくれる栄養素たちがたっぷりときた。
年末から年始にかけ
暴飲暴食が続くと胃腸が弱りますよね。
すると胃腸が熱をもって便秘になったり
消化機能が弱ったりもする。
こうなるのは時期的に仕方ないとして
今は弱った胃腸を助けてあげればいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1672970396844-4QwMCG3e0Y.png?width=1200)
そんなときにピッタリな奴らが勢ぞろいしています。
消化の良いお粥と組み合わせることろも憎い!
(お粥は消化が良いとはいえ、
よく噛まないと逆効果になるから要注意)
特に冬は寒さで生命力が落ちてしまうもの。
だからこそ、緑の野菜がもつ
ビタミンと芽吹きの生き生きとしたエネルギーを
体に取り入れることで
邪気を払い、元気を取り戻そうという
季節に合わせた日本人の智慧が
七草粥なんでしょうね。
何より、今みたいに
栄養素がどーのとかではなく
昔の人は
この時期に一番必要としているものを
体と感覚で自然と選び取ってこの形になった
というのがすごいことだな~と思います。
まさに智慧の結晶である七草粥。
3.子供に日本の伝統を伝えるチャンス
七草粥の習慣は
もともとは中国から来た風習で
3月3日の桃の節句
5月5日の端午の節句
7月7日の七夕
![](https://assets.st-note.com/img/1672970685854-MDMgC8jo3g.png?width=1200)
などと同じ節供の仲間。
中国の唐の時代に
1月7日は人日(じんじつ)の日と呼ばれ
7種類の若菜が入った汁ものを食べ、
無病息災を祈るという風習があったそうです。
(七種菜羹(ななしゅさいのかん)と言います)
それが日本に伝わるのですが
ただ伝わっただけじゃなく
日本の土着の文化と融合し
今の形になったというのがポイントです。
もともと日本には
・若菜摘み:年明けに若菜を食べる
・七種粥:7種類の穀物でおかゆを作る
という風習がありました。
ちょうどそれが中国から来た
1月7日の風習とがっちゃんこ。
そして無理なく
日本人に馴染む文化として
七草粥という風習が爆誕。
![](https://assets.st-note.com/img/1672970639391-Oo8M20Wmiv.png?width=1200)
外からの文化を柔軟に受け入れ
日本ならではのものにして取り込む
日本人らしさが
こういうところからも感じ取れますよね。
そして日本人は自然そのものを神ととらえ
感謝や祈りというものを大切にしてきました。
七草粥も
その年の豊作と無病息災を願って食べる
祈りの気持ちがこもった大切な慣わしの一つ。
大切な大地の恵みであるお米と
自然界の恵みの青菜の組み合わせ。
七草粥を食べることで自然と
感謝の気持ちにもつながります。
こんなところからも七草粥を通して
子供たちに日本文化を伝える
チャンスではないか思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1672968135487-crSe6g17Wl.png)
ただお粥にちょっと葉物を散らすだけでも
違うと思うんですよね。
口で説明するだけより、
目で見て、食べてみること。
体感するってことが大切なんだろうなと。
多少本物とは内容が違っても
絶対この方が伝わるし、心に残るはず。
日本の風習や文化をつなぐチャンスが
七草粥の日には待っていますよ。
ということで七草粥です。
食べましょう。
火曜金曜更新中
綺麗道こと古川綾子でした。
オリジナル マイ七草粥はこちらの記事で↓
![](https://assets.st-note.com/img/1672970862260-Z91JcHwX4n.png?width=1200)
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