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家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦してみた
古民家再生ワークショップと言ったら
もはやおなじみ!?村上学園!
これまで様々な体験で楽しませてもらってきました。
↓
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【村上学園ワークショップシリーズ🏠】
①新たなスキル&仲間をゲット!体験型古民家再生WSが超オススメ/新潟県村上学園
②古民家再生の裏側に迫る!実際の作業を体験して見えたもの/新潟村上学園
③壊し屋デビュー!解体と修復を体験できる古民家再生ワークショップ③/新潟村上学園
④未来へつなぐ瓦一枚 〜古民家に宿る知恵とともに〜/新潟村上学園
⑤親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
→今日はこの続き
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これまで漆喰塗り、壊し屋、屋根はがし
を体験してきたこちらのワークショップ。
11月のテーマは・・・・
床張り!
床ってクロスとか板を張るんだよね?
どうやって板を張るの?
ってか、板を切るところから始まるの?
いつも見ているはずの床。
なのに張るとなったら謎過ぎます。
全く未知の世界。
床~YUKAオブ・ザ・ワールド
![](https://assets.st-note.com/img/1732669727-UkRCSKmAZO4sQi5ThBt3F0bv.jpg?width=1200)
で・す・が
村上学園は誰でも気軽に楽しく参加できる場所。
初心者にもやさしい💖のが特徴です。
なので今回、難易度高そうな床張りでも
初心者でも挑戦できるような工夫が満載。
まさにDIY入門者にも優し~い体験になりました。
しかも我が家的には快挙の回になったんです。
というのも・・・
普段は一緒に出掛けてくれない思春期ムスコと
体験系に興味のないオット
気まぐれ小学生のムスメ
がまさかの総出での参加許諾。
(裏には半ば強引さもあったけども)
いつもは
「いってらっしゃ~い。一人で楽しんできてね~」
な家族たちが一緒に参加してくれるなんて・・・
奇跡かよ!
ってことで、家族みんなで学び、笑い
ちょっとだけ成長しちゃうワークショップになりました。
今回は
家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦編
をお送りします!
初めての床張り作業!基礎から学ぶ
「床張り」と聞いて
どんな作業かすぐにイメージできますか?
私はまったくの初心者。ずぶずぶの素人。
なのでまずは基礎の基礎から教えてもらいました。
今回の作業に使うのはこちらの床板。
![](https://assets.st-note.com/img/1732684102-SmW0KoYkjwRDqnbXxLyavGI4.jpg?width=1200)
・・・って箱に入ってたら分からないですよね。
ケースから中身を取り出しますと・・・
お!なんか床っぽい!
![](https://assets.st-note.com/img/1732684152-WQXgoAhlJyBuZfMEaYDqSjH0.jpg?width=1200)
床板の大きさは規格が決まっていて
長さは1820㎜(1818㎜のもあるらしい)
ちなみに1尺=303㎜。
で、6尺で約1818㎜というのが基準なんですって。
幅もいくつかあるようで平均は90㎜。
もちろん幅広や細幅のものもあるので
用途に合わせて選んでいくと。
でね、床板には向きがあるんです。
側面部分が出っ張っているものがオス。
![](https://assets.st-note.com/img/1732684730-cXLMItD2CxhkwRVBNPvT5Hn1.jpg?width=1200)
凹んでいるものがメス。
この板のオスとメスを組み合わせてがっちゃんこすることで
ぴったりはめ込まれる仕組みなんです。
結婚みたいな!?凸凹のペアが大事なんですね。
ボンドぬりぬり、床板をぴったり装着
さて、床板を張る際には
木工用ではなく特殊なボンドを使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1732684861-hmJuea59g0rUzvSIW4il7dcp.jpg?width=1200)
写真だと分からないかもしれませんが
これ1個1㎏の巨大ボンドです!デカッ!
これをさらさら~っと塗りまして
![](https://assets.st-note.com/img/1732685016-eucXAkOBSRE9hKTlDfZvjCsL.jpg?width=1200)
床にぴったりと置きます。
ここで登場するのが我らの仲間
玄能です。
(※トンカチのことです。あえて職人っぽく玄能と呼びたい年頃)
叩くことでしっかり床板をはめ込むんですが
ここでのポイントは
床板を直接叩かないこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1732685192-6NoDCb5QghKl9FJdtuk8wLnO.jpg?width=1200)
床板と玄能の間に木材を挟んでトントン叩く。
(緩衝材がないと床板に傷がついてしまうんですね)
こうすることでびしっとバシッと位置を決めることができます。
さらに電動ドライバーでネジを打ち込むのが
次のステップ。
ここでの重要ポイントが
45℃の斜めに打つこと!
これ大事!
テストに出るよ!
これがまた、なかなかコツがいる作業でして。
![](https://assets.st-note.com/img/1732685410-DdABiyqKXGah3lvQJz4TfELS.jpg?width=1200)
ただ真っすぐ打つことすらできないのに斜めとは。
いきなりハードル爆上がり。
ですが、ここで誤るとネジが邪魔して
次の板がはまらなくなるというので
かなり慎重に作業を進めていきました。
ただ、ここでも実は
初心者向けの工夫がきらりと光っていました。
今回は「ネジ」を伝導ドライバーで打ちこむ作業です。
これってね、初心者向けなんだそうです。
というのも、グルグル潜っていくネジは
逆回転すれば抜くことができる。
つまり失敗したら抜けばいい。
一方、プロは床板を打ち付けるときには
釘をバチンっと打ち付けるそうなんですが
釘だと一旦打ってしまうと抜くのは難しいというわけ。
![](https://assets.st-note.com/img/1732685950-uhGcbgMXCEUnyROdYoZ36Lkm.jpg?width=1200)
リカバリーできるネジは初心者向けなんですね。
そんな、初心者でも失敗しやすいポイントを
フォローできるように
ネジ式を採用してくださる心遣いにも感動です。
さすが初心者に優しい古民家ワークショップ!
やったぜ村上学園!
ブラボー村上学園!
(出た!ヘンなテンション)←このnoteでは時々漏れ出ます
ちなみに1日目でこのくらい進みました。
(横に3列くらい)
![](https://assets.st-note.com/img/1732686016-yCcTJM5gH20SmljKnrGwAB9P.jpg?width=1200)
家族全員で参加!瓦割り&床張りに挑戦
さて迎えた2日目。
この日は我が家の家族全員が初参加。
家族みんなで寒空の下で一緒に作業体験。
そして今回
子どもたちに与えられた作業は・・・
瓦割りリベンジでした。
瓦割りについては前回の記事も参照ください↓
前回から瓦割りにハマっている娘に加え
今回は息子も参戦。
トンカチ片手にバンバン瓦を砕く音が響きわたります。
![](https://assets.st-note.com/img/1732686294-uTPH70kjGEYLf2yztXWbJDNU.jpg?width=1200)
途中からなぜか瓦割り会社ごっこが始まりまして 笑
社長役の娘が瓦を運んで
「割りなさい」という指示を出し
瓦部長の息子と瓦課長の夫が現場役で瓦を割るというもの。
楽しみながら作業をしている姿に思わずにやけちゃったのでした。
(手伝わない現場監督の母)
その後は娘と一緒に床張り体験にも挑戦。
小さい手で一生懸命ボンドを塗る姿に思わず母感動!
![](https://assets.st-note.com/img/1732686421-aO6mUlt840WP3AsgcVhyiDzE.jpg?width=1200)
少し難しそうでしたが
「できたよ!」と嬉しそうな顔を見ると
連れてこられてよかった~と私、ご満悦でした。
プロの技が光る!職人技に感動
床張りはただ板を張るだけではありません。
どこから作業を始めるか
どうすれば無駄が出ないか計算しながら進める必要があります。
また柱などで凸凹している部分は
板を正確にカットしてはめ込む繊細な作業が必要でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732688404-rOMSiGnwl9F0sUWyQqc5tZK7.jpg?width=1200)
先生がサクッと切ってきた床板が
柱の角に合わせてピッタリとハマる瞬間はもう圧巻。
これぞシンデレラフィット!!
何度も驚きの声が出ちゃいました。
職人さんってやっぱり凄すぎる。
薪ストーブが大活躍!冬のワークショップも快適に
2日目は午後からお邪魔したのですが
その間に作業場の様相がガラリと変わっていたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732688563-rWCqokMNm61EAYSHJGDzfR98.jpg?width=1200)
わ!薪ストーブだ!
寒い中での作業を支えてくれる
薪ストーブ様が鎮座されていらっしゃるじゃないです!
さすが先生、煙突やストーブ本体を
あっという間に設置されたそうで
火を起こしてくれた姿はもう神業の域。
さらに風が吹き込んで寒かった小屋も
パパっとブルーシートで簡易壁を
目の前で作ってくれたんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732688763-YqAP2DTyhjHJsLZn4xwQBCGV.jpg?width=1200)
あっという間に快適な空間が完成。
さ・ら・に
鉄板から薪ストーブ用チリトリを作っちゃうなんて
先生の神業に感心するばかりでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732688966-eMicDQX9NoaKZwJb8hHuS35q.jpg?width=1200)
楽しさと学びが詰まった2日間
初心者にも優しい工夫と
プロの技術に触れられる貴重な機会。
村上学園ワークショップは毎回
学びと感動がたっぷり詰まった時間を過ごせます。
特に今回の床張り。
技術やコツを知るだけでなく
丁寧な作業の大切さと職人さんの技を
改めて実感できる内容でした。
しかも家族みんなで挑戦し
楽しむことができちゃうなんて
本当に参加してよかった~。
次回はどんなテーマになるのか
今から楽しみです!
寒い季節でもストーブの温もりと
楽しい仲間たちが待っているので
気になっている方はぜひ参加してみてくださいね!
村上学園のページはこちらです↓
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【村上学園ワークショップシリーズ🏠】
①新たなスキル&仲間をゲット!体験型古民家再生WSが超オススメ/新潟県村上学園
②古民家再生の裏側に迫る!実際の作業を体験して見えたもの/新潟村上学園
③壊し屋デビュー!解体と修復を体験できる古民家再生ワークショップ③/新潟村上学園
④未来へつなぐ瓦一枚 〜古民家に宿る知恵とともに〜/新潟村上学園
⑤親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
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