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家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦してみた

古民家再生ワークショップと言ったら
もはやおなじみ!?村上学園!

これまで様々な体験で楽しませてもらってきました。
     ↓
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【村上学園ワークショップシリーズ🏠】

①新たなスキル&仲間をゲット!体験型古民家再生WSが超オススメ/新潟県村上学園
②古民家再生の裏側に迫る!実際の作業を体験して見えたもの/新潟村上学園
③壊し屋デビュー!解体と修復を体験できる古民家再生ワークショップ③/新潟村上学園 
未来へつなぐ瓦一枚 〜古民家に宿る知恵とともに〜/新潟村上学園
親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
→今日はこの続き

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これまで漆喰塗り、壊し屋、屋根はがし
を体験してきたこちらのワークショップ。

11月のテーマは・・・・

床張り!

床ってクロスとか板を張るんだよね?
どうやって板を張るの?
ってか、板を切るところから始まるの?

いつも見ているはずの床。

なのに張るとなったら謎過ぎます。

全く未知の世界。
床~YUKAオブ・ザ・ワールド

なぞ~~~~~

で・す・が
村上学園は誰でも気軽に楽しく参加できる場所。

初心者にもやさしい💖はぁとのが特徴です。

なので今回、難易度高そうな床張りでも
初心者でも挑戦できるような工夫が満載。

まさにDIY入門者にも優し~い体験になりました。

しかも我が家的には快挙の回になったんです。
というのも・・・

普段は一緒に出掛けてくれない思春期ムスコと
体験系に興味のないオット
気まぐれ小学生のムスメ

がまさかの総出での参加許諾。
(裏には半ば強引さもあったけども)

いつもは
「いってらっしゃ~い。一人で楽しんできてね~」
な家族たちが一緒に参加してくれるなんて・・・

奇跡かよ!

ってことで、家族みんなで学び、笑い
ちょっとだけ成長しちゃうワークショップになりました。

今回は

家族で参戦!村上学園ワークショップ「床張り」に挑戦編

をお送りします!

初めての床張り作業!基礎から学ぶ

「床張り」と聞いて
どんな作業かすぐにイメージできますか?

私はまったくの初心者。ずぶずぶの素人。
なのでまずは基礎の基礎から教えてもらいました。

今回の作業に使うのはこちらの床板。

・・・って箱に入ってたら分からないですよね。

ケースから中身を取り出しますと・・・
お!なんか床っぽい!

床板の大きさは規格が決まっていて
長さは1820㎜(1818㎜のもあるらしい)

ちなみに1尺=303㎜。
で、6尺で約1818㎜というのが基準なんですって。

幅もいくつかあるようで平均は90㎜。

もちろん幅広や細幅のものもあるので
用途に合わせて選んでいくと。

でね、床板には向きがあるんです。
側面部分が出っ張っているものがオス。

凹んでいるものがメス。

この板のオスとメスを組み合わせてがっちゃんこすることで
ぴったりはめ込まれる仕組みなんです。

結婚みたいな!?凸凹のペアが大事なんですね。

ボンドぬりぬり、床板をぴったり装着

さて、床板を張る際には
木工用ではなく特殊なボンドを使います。

写真だと分からないかもしれませんが
これ1個1㎏の巨大ボンドです!デカッ!

これをさらさら~っと塗りまして

床にぴったりと置きます。

ここで登場するのが我らの仲間
玄能げんのうです。

(※トンカチのことです。あえて職人っぽく玄能と呼びたい年頃)

叩くことでしっかり床板をはめ込むんですが
ここでのポイントは

床板を直接叩かないこと。

床板と玄能の間に木材を挟んでトントン叩く。
(緩衝材がないと床板に傷がついてしまうんですね)

こうすることでびしっとバシッと位置を決めることができます。

さらに電動ドライバーでネジを打ち込むのが
次のステップ。

ここでの重要ポイントが

45℃の斜めに打つこと!

これ大事!
テストに出るよ!

これがまた、なかなかコツがいる作業でして。

電動ドライバーのレクチャー中

ただ真っすぐ打つことすらできないのに斜めとは。
いきなりハードル爆上がり。

ですが、ここで誤るとネジが邪魔して
次の板がはまらなくなるというので
かなり慎重に作業を進めていきました。

ただ、ここでも実は
初心者向けの工夫がきらりと光っていました。

今回は「ネジ」を伝導ドライバーで打ちこむ作業です。

これってね、初心者向けなんだそうです。

というのも、グルグル潜っていくネジは
逆回転すれば抜くことができる。

つまり失敗したら抜けばいい。

一方、プロは床板を打ち付けるときには
釘をバチンっと打ち付けるそうなんですが
釘だと一旦打ってしまうと抜くのは難しいというわけ。

リカバリーできるネジは初心者向けなんですね。

そんな、初心者でも失敗しやすいポイントを
フォローできるように
ネジ式を採用してくださる心遣いにも感動です。

さすが初心者に優しい古民家ワークショップ!
やったぜ村上学園!
ブラボー村上学園!
(出た!ヘンなテンション)←このnoteでは時々漏れ出ます

ちなみに1日目でこのくらい進みました。
(横に3列くらい)

家族全員で参加!瓦割り&床張りに挑戦

さて迎えた2日目。
この日は我が家の家族全員が初参加。

家族みんなで寒空の下で一緒に作業体験。

そして今回
子どもたちに与えられた作業は・・・

瓦割りリベンジでした。

瓦割りについては前回の記事も参照ください↓

前回から瓦割りにハマっている娘に加え
今回は息子も参戦。

トンカチ片手にバンバン瓦を砕く音が響きわたります。

途中からなぜか瓦割り会社ごっこが始まりまして 笑

社長役の娘が瓦を運んで
「割りなさい」という指示を出し
瓦部長の息子と瓦課長の夫が現場役で瓦を割るというもの。

楽しみながら作業をしている姿に思わずにやけちゃったのでした。
(手伝わない現場監督の母)

その後は娘と一緒に床張り体験にも挑戦。

小さい手で一生懸命ボンドを塗る姿に思わず母感動!

頑張れ!ムスメちゃん

少し難しそうでしたが
「できたよ!」と嬉しそうな顔を見ると
連れてこられてよかった~と私、ご満悦でした。

プロの技が光る!職人技に感動

床張りはただ板を張るだけではありません。

どこから作業を始めるか
どうすれば無駄が出ないか計算しながら進める必要があります。

また柱などで凸凹している部分は
板を正確にカットしてはめ込む繊細な作業が必要でした。

先生がサクッと切ってきた床板が
柱の角に合わせてピッタリとハマる瞬間はもう圧巻。

これぞシンデレラフィット!!

何度も驚きの声が出ちゃいました。
職人さんってやっぱり凄すぎる。

薪ストーブが大活躍!冬のワークショップも快適に

2日目は午後からお邪魔したのですが
その間に作業場の様相がガラリと変わっていたのです。

わ!薪ストーブだ!

寒い中での作業を支えてくれる
薪ストーブ様が鎮座されていらっしゃるじゃないです!

さすが先生、煙突やストーブ本体を
あっという間に設置されたそうで
火を起こしてくれた姿はもう神業の域。

さらに風が吹き込んで寒かった小屋も
パパっとブルーシートで簡易壁を
目の前で作ってくれたんです。

あっという間に快適な空間が完成。

さ・ら・に

鉄板から薪ストーブ用チリトリを作っちゃうなんて
先生の神業に感心するばかりでした。

楽しさと学びが詰まった2日間

初心者にも優しい工夫と
プロの技術に触れられる貴重な機会。

村上学園ワークショップは毎回
学びと感動がたっぷり詰まった時間を過ごせます。

特に今回の床張り。

技術やコツを知るだけでなく
丁寧な作業の大切さと職人さんの技を
改めて実感できる内容でした。

しかも家族みんなで挑戦し
楽しむことができちゃうなんて
本当に参加してよかった~。

次回はどんなテーマになるのか
今から楽しみです!

寒い季節でもストーブの温もりと
楽しい仲間たちが待っているので
気になっている方はぜひ参加してみてくださいね!

村上学園のページはこちらです↓

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親子初の古民家再生!あなたの知らない屋根板金の世界/新潟県村上学園
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綺麗道 【生きるを愉しむ新潟クリエイター】
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